CAMPAIGN ANALYSIS

ゆず庵の秋メニュー記念フォロー&リポストキャンペーン、24時間で11,146件の拡散

投稿 2026.09.13 2026.09.15 公開 Social Report編集部

累計リポスト

11,807

インプレッション

95,845

いいね

3,654

2026年9月14日の朝7時、寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵が秋の期間限定メニューを記念したフォロー&リポストキャンペーンを始め、24時間で11,146件の拡散を記録しました。
飲食チェーンの季節施策や、X のプレゼント企画を設計する担当者に向けた記事です。
立ち上がりの速さと夜の二度目の山から、告知の置き方と賞品設計の効きどころを整理しました。

告知の主役は、秋メニューのデザート「蜜芋のキャラメリゼ」でした。
賞品は10名に当たる1万円分のアプリクーポンで、応募はフォローとリポストの2ステップだけです。
参加の手間を最小限にしたぶん、拡散は投稿直後から一気に動いています。

キャンペーン概要

実施したのは「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵【公式】」のアカウントです。
ゆず庵は物語コーポレーションが展開する寿司・しゃぶしゃぶの食べ放題専門店で、2026年8月の発表時点で全国118店舗を展開しています。

今回の企画は、9月8日に始まった秋の期間限定メニューの販売を記念したものです。
物語コーポレーションの発表では、秋メニューとして「松茸香るきのこ極だし」、国産サーモンととろサーモンの食べ比べ、北海道産の秋刀魚握りなどが並びます。
告知で取り上げた「蜜芋のキャラメリゼ」は、紅はるかのねっとりとした甘みをキャラメリゼで香ばしく仕上げたデザートとして紹介されています。
販売は11月上旬までの予定です。

応募方法は、公式アカウントのフォローと告知投稿のリポストの2つです。
抽選で10名に、1万円分のアプリクーポンが当たります。
賞品が次の来店でそのまま使える形になっている点が、この企画の特徴です。

結果サマリー

まずキャンペーンの成果です。
取得時点で、リポストは11,807件、引用リポストは26件に達しました。
投稿から24時間の集計に絞っても、リポストと引用を合わせて11,146件が動いています。

次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは95,845回、いいねは3,654件、リプライは135件、ブックマークは64件でした。
見られた回数に対する比率は、いいねが3.8%、リポストが12.3%です。
リポストといいねの比は3.23で、いいねの3倍を超えるリポストが集まりました。
共感を示すより先に参加のアクションが選ばれた、行動喚起型の反応がうかがえます。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

11,807

引用RT数

26

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

95,845

いいね数

3,654

リプライ数

135

ブックマーク数

64

拡散タイムライン

告知は9月14日(月)の午前7時(日本時間)に投稿されました。
集計はここから24時間分です。

最も大きな山は、投稿直後の7時台に来ました。
1時間で1,794件、全体の約16%です。
8時台に1,125件、9時台に798件と続き、昼の12時台には727件と小さく盛り返しています。
6時間後の12時台までに、全体の約51%が積み上がりました。

午後は1時間あたり300〜400件台で落ち着いたあと、夜にもう一度伸びています。
21時台に514件、22時台に543件、23時台に536件と、3時間続けて500件を超えました。
深夜0時を過ぎると173件に下がり、明け方の3時台には48件まで落ち着いています。

内訳を見ると、24時間の11,146件はリポスト11,123件と引用23件で構成されています。
ほぼすべてがリポストです。
応募条件がリポストだけの設計なので、参加の形がそのまま数字に表れています。

拡散の担い手

拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内に該当したのは約126件で、そのうち内容を確認できたサンプル100件を分析対象としています。
さらにフォロワー1,000以上に絞ると49件が残りました(懸賞専用のプロフィールは除外しています)。

この49件を発信テーマで分けると、アニメ・ゲーム・推し活などのエンタメを軸にした層が37%(18件)で最も多くなりました。
特定ジャンルに寄らない一般の生活者層が29%(14件)、子育てや家族の暮らしを発信する層が22%(11件)と続きます。
グルメやスイーツを主に発信する層は12%(6件)でした。

食べ放題店のクーポンは、食の発信者だけに向けた賞品ではありません。
家族での外食にも、友人との食事にも使えます。
担い手が特定の関心層に偏らず、暮らしの発信者や趣味の発信者まで広く分布したことは、幅広い生活者層へ自然に届いたサインとして読めます。
確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではない点は補足しておきます。

フォロワー規模では、1万〜10万が14件、1万未満が35件でした。
最大は34,344フォロワーです。
大規模な1アカウントが牽引したのではなく、数千から数万規模の担い手が層として重なった形になります。

フォロワー1,000以上の有料ユーザー49アカウントが拡散(最大34,344・うち1万超14件)

※ 期間内に青バッジが126件リポスト。うち100件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • グルメ・スイーツ12%(6)
  • 暮らし・子育て22%(11)
  • エンタメ・ゲーム・推し活37%(18)
  • その他・一般29%(14)

フォロワー規模の分布

  • 1万〜10万フォロワー14件
  • 1万フォロワー未満35件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 71%

Xでの反応

引用リポストは24時間で23件と少数ですが、中身には特徴がありました。
「当たりますように」と一言だけ添えた応募が多い中で、秋メニューの名前を挙げる声もありました。

ある参加者は、とろサーモンの食べ比べに加えて秋の芋スイーツにも惹かれていると書いていました。
別の参加者は、秋栗のモンブランプリンや和梨のシャーベットにも触れ、家族で食べに行きたいと投稿しています。
すでに来店して秋刀魚の握りを味わったという感想も見られました。

告知本文にない商品名まで、参加者の言葉として出てくる。
メニューそのものへの関心が、応募の動機と重なっていたことがうかがえます。

考察

今回の拡散を支えたのは、参加の手軽さと賞品の使いやすさの組み合わせだと考えています。
応募はフォローとリポストだけで、賞品は次の来店で使えるクーポンです。
「応募する」と「行ってみたい」が同じ方向を向いているため、迷わずリポストできる設計になっていました。
リポストがいいねの3倍を超えたのは、その表れと読み取れます。

時間帯の使い方も効いています。
月曜の朝7時は、通勤や身支度の時間と重なります。
最初の1時間で全体の約16%、6時間で約半分が動きました。
さらに21〜23時台に500件を超える時間が3時間続いており、一日の終わりのくつろぎ時間に、もう一度参加が集まったことがうかがえます。
朝の告知ひとつで、朝と夜の2つの山を取れた形です。

販売開始から6日後という告知のタイミングも見逃せません。
反応の中に来店済みの感想が混ざっていたのも、メニューがすでに店頭で味わえる段階だったからだと読み取れます。

同様のキャンペーンを実施するなら

今回の設計から、同様の企画に活かせるポイントを整理します。

  1. 賞品は次の来店で使える形にする
    アプリクーポンは応募の動機と来店の動機を1つにまとめられ、公式アプリへの接点にもなります
  2. 告知は朝の早い時間に置き、夜の山まで見て評価する
    今回は7時台に最大の山が来た一方で、21〜23時台にも500件超の時間が3時間続きました
  3. 告知の時期を販売開始から少し後ろにずらす選択肢を持つ
    今回は販売開始から6日後の告知で、実際に食べた人の感想が参加者の言葉と並んで出ていました
  4. 告知の主役は1品に絞る
    今回はデザート1品を前面に出しましたが、参加者は他の秋メニューの名前まで自分から挙げていました
  5. 担い手の層は賞品ジャンルの外まで確認する
    今回はグルメ系の発信者が12%で、エンタメや暮らしの発信者が拡散の多くを担っていました

数字はいずれも取得時点のもので、他社の企画にそのまま当てはまるものではありません。
自社の企画で同じ指標を取り、比較できる形にしておくことが前提になります。

SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する

1投稿のリポスト拡散を追跡する調査は、SocialReport が直接対応している領域です。
特定のツイートについて「RT のみ / 引用 RT のみ / 両方」から対象を選べ、拡散 KPI(リポスト数・引用 RT 数・推定リーチ・初速スコア)と、T+1時間から T+7日までの拡散タイムラインを確認できます。
今回のような朝と夜の2つの山も、投稿時間帯のヒートマップと合わせて見ると次の告知時間の判断材料になります。

拡散したアカウントの影響力ランキング TOP20 や、引用 RT のポジネガ分布とサンプル投稿も同じ画面で確認でき、カスタムレポートの PDF 出力とパスワード付き共有 URL の発行にも対応しています。
季節メニューごとに企画を重ねる飲食チェーンでは、AI 分析レポートの比較モードで最大3件の元投稿を横並びにして、企画同士の拡散の違いを読み解けます(数値やグラフは実際の集計データのままで、AI が担当するのは読み解きと考察です)。
クレジットカード不要で、登録から1週間の無料お試しを用意しています。
登録直後の状態でも、サンプル調査の分析画面をそのまま確認できます。

まとめ

ゆず庵の秋メニュー記念キャンペーンは、フォローとリポストだけの軽い参加設計と、次の来店で使えるクーポンを組み合わせ、24時間で11,146件の拡散につなげました。
朝7時の告知は、朝と夜の2つの山を生んでいます。
季節メニューの告知では、賞品を来店の理由と重ねることと、夜まで含めて反響を見ることが、次の企画の設計を確かなものにします。

※本記事のデータは 2026年09月15日12時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-09-15

SOCIAL REPORT

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