日本テレビ系の朝の情報番組『DayDay.』の公式アカウントが、番組の放送開始直前に告知したプレゼントキャンペーンは、24時間で引用2,269件・リポスト1,023件、合わせて3,292件の参加・拡散を集めました。
リポストキャンペーンでは引用が少数派になりやすいなか、このキャンペーンでは参加の約7割が引用です。
応募の形を「引用+ハッシュタグ」に決めたことで、番組名の入った投稿が参加の数だけタイムラインに並ぶ設計になっていました。

🎁𝗗𝗮𝘆𝗗𝗮𝘆.プレゼントキャンペーン🎁
10/16(金)よる9時まで🕘
Amazonギフトカード (デジタルコード)が毎週4️⃣名様に当たる!
📩参加方法📪
1⃣@ntv_DayDayをフォロー
2⃣この投稿を引用リポストで #DayDay. を付けて投稿感想や応援コメントも ぜひ💁♀️💕
詳細は以下をチェック👇… pic.twitter.com/8R2VC1amPc
— DayDay.公式 (@ntv_DayDay) 2026年10月13日
キャンペーン概要
告知したのは、日本テレビ系の情報番組『DayDay.』の公式アカウント(@ntv_DayDay)です。
番組は平日の朝9時から生放送している情報番組で、MCは武田真一さんと山里亮太さん(南海キャンディーズ)が務めています。
参加方法は2ステップです。
公式アカウントをフォローし、告知ツイートを引用リポストして「#DayDay.」を付けて投稿します。
賞品はAmazonギフトカード(デジタルコード)で、毎週4名に当たると案内されていました。
今回の回の締め切りは10月16日(金)の夜9時です。
告知文には「感想や応援コメントもぜひ」と添えられていました。
ハッシュタグだけで応募は完了しますが、番組への一言を書き添える余地も残した設計です。
賞品のAmazonギフトカードは使い道を選ばないため、特定の趣味の層に限らず、番組を見ている幅広い人が参加しやすい賞品と言えます。
結果サマリー
キャンペーン成果から見ていきます。
元の告知ツイートには、取得時点でリポスト1,047件・引用2,282件が付いていました。
引用の数がリポストの約2.2倍あり、参加の中心が引用であることが数字にそのまま表れています。
告知ツイート1件としての反応も大きく、インプレッションは67,505回、いいねは1,130件に達しました。
リプライ110件・ブックマーク67件も付いています。
見た人のうちリポストした割合(拡散率)は1.6%、いいねの割合は1.7%です。
リポストといいねがほぼ同じ数で並んでおり、告知を見て反応した人が、そのまま参加まで進みやすい告知だったとうかがえます。
しかもこの拡散率にはリポストしか入っておらず、それより多い引用は含まれていません。
キャンペーン成果
参加・拡散の規模リポスト総数
1,047件
引用RT数
2,282件
告知ツイートの反応
告知1件としての伸びインプレッション
67,505回
いいね数
1,130件
リプライ数
110件
ブックマーク数
67件
拡散タイムライン
告知ツイートが投稿されたのは10月14日(水)の朝8時半で、番組の放送開始の30分前です。
最初の30分で338件の参加・拡散があり、放送が始まった9時台には1時間で425件と、この日のピークを記録しました。
その後も放送中の10時台に282件と高い水準が続き、投稿から6時間(14時半ごろ)までに全体の約半分が集まっています。
午後はいったん落ち着いたものの、17時台に144件、23時台に152件と、夕方と夜にもう一度山が来ているのが特徴です。
放送を見た時間帯だけでなく、仕事や家事が一段落した時間にも参加が伸びていたとうかがえます。
深夜に入ると件数は落ち着き、24時間で合計3,292件となりました。
内訳を見ると、集計期間内の引用は2,269件、リポストは1,023件です。
引用はリポストより一手間かかる参加方法ですが、時間帯ごとに見ても、すべての時間帯で引用がリポストを上回っていました。
番組名のハッシュタグが付いた投稿が、参加者それぞれのタイムラインに流れていったことになります。
拡散の担い手
拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内にリポスト・引用で参加した青バッジのアカウントは約66件あり、そのうち確認できた45件を分析しています。
懸賞専門のアカウントを除き、フォロワー1,000以上の主要な拡散者は18件でした。
発信ジャンルは、朝の情報番組と相性のよい軸で分けています。
確認できた主要拡散者18件のうち、「暮らし・子育て」が6件(33%)、「芸能・エンタメ・推し活」が5件(28%)、「ゲーム・ガジェット」が2件(11%)、どこにも偏らない「その他・一般」が5件(28%)でした。
暮らし系とエンタメ系を合わせると11件(61%)で、生活情報と芸能の話題を扱う情報番組の視聴層と重なる層に届いたと読み取れます。
残る約4割も特定ジャンルに偏らない層で、使い道を選ばないギフトカードの賞品が、幅広い生活者に自然に届いた形です。
フォロワー規模で見ると、18件のうち1万〜10万フォロワーのアカウントが7件、1万フォロワー未満が11件です。
番組の公式アカウントの告知が、数千〜数万フォロワーの規模の個人アカウントを通じて広がっていった様子がうかがえます。
フォロワー1,000以上の有料ユーザー18アカウントが拡散(最大36,086・うち1万超7件)
※ 期間内に青バッジが66件リポスト。うち45件を確認した範囲の集計です。
発信ジャンルの分布
フォロワー規模の分布
- 1万〜10万フォロワー7件
- 1万フォロワー未満11件
賞品ジャンルと親和的な発信者:約 72%
Xでの反応
引用投稿の中身を見ると、確認できた10件のうち7件はハッシュタグ「#DayDay.」だけを添えたシンプルな投稿でした。
ハッシュタグ1つで応募が完了する手軽さが、引用という一手間ある参加方法の壁を下げていたと考えられます。
残る3件は、番組への言葉を書き添えていました。
ある参加者は「生活に役立つ情報が多くて毎回参考になる」と番組への感想を書き、別の参加者は「朝の情報番組はDayDay.派」と、その日の特集へのお礼を添えています。
「応募させていただきます」とあいさつを添えた投稿もありました。
告知文の「感想や応援コメントもぜひ」という一言が、こうした声を引き出すきっかけになっていたとうかがえます。
考察
このキャンペーンでいちばん目を引くのは、参加の約7割が引用だった点です。
リポストキャンペーンでは引用は「おまけ」になりやすいのですが、ここでは応募条件そのものを引用にしたことで、参加の形が逆転しました。
引用を条件にすると、参加者の投稿には必ず番組名のハッシュタグが入ります。
リポストは元の告知がそのまま流れるだけですが、引用は参加者自身の投稿として表示されるため、応募条件どおりに参加されれば、番組名の入った投稿が2,000件を超えてタイムラインに並ぶことになります。
さらに、書き添えられた感想は、番組にとって視聴者の声を集める場にもなっています。
番組の宣伝と視聴者の声の収集を、1つの応募条件で同時に回している設計と言えます。
もう1つは、告知のタイミングです。
放送開始の30分前に告知し、放送中の9時台にピークを迎えています。
番組を見ながらスマートフォンで参加する、という視聴中の行動とつなげたことが、立ち上がりの速さに表れていると読み取れます。
夕方と夜にも小さな山があることから、放送を見られなかった層にも、タイムライン経由で届いていたとうかがえます。
毎週4名が当たる形にしている点も、継続的なキャンペーンとして見ると意味があります。
今週外れた人にも来週の応募理由が残るため、番組を見る習慣とキャンペーンへの参加が週単位で結びつきやすくなります。
同様のキャンペーンを実施するなら
DayDay.の事例から、同じような企画を考えるときに参考にしたいポイントを整理します。
- 応募条件を引用+ハッシュタグにする:リポストより一手間増えても、ハッシュタグ1つで完了するなら参加は集まります。
今回は引用がリポストの約2.2倍で、ブランド名の入った投稿を参加の数だけ生み出せました - 「感想もぜひ」と一言添える:義務にはせず、書きたい人が書ける余地を残すと、番組やブランドへの声が自然に集まります
- 告知は視聴・来店の直前に出す:放送30分前の告知が、放送中の9時台に1時間425件のピークにつながっていました
- 毎週の当選で次回の参加理由を残す:週ごとに当選者を出す形は、外れた人にも翌週の応募理由を残せます
- 引用の中身まで見る:引用はリポストと違って本文があります。
件数だけでなく、どんな言葉が添えられたかまで見ると、次の企画の材料になります
SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する
今回のような1投稿の拡散の追跡は、SocialReport の X「リポスト(拡散)調査」が直接対応している領域です。
特定のツイートについて、リポストと引用を「RTのみ/引用のみ/両方」で切り替えて自動で追跡し、拡散のタイムラインや、拡散したアカウントの影響力ランキングを確認できます。
引用が参加の中心になるキャンペーンでは、引用投稿のポジ・ネガの分布とサンプル投稿も同じ画面で見られるため、参加者がどんな言葉を添えたかまで把握できます。
集計結果は AI 分析レポートとしてまとめることもできます。
数値やグラフは実際の集計データをそのまま使い、AI は読み解きと考察を担当する形です。
クレジットカード不要で、登録から1週間の無料お試しを用意しています。
登録直後の状態でも、サンプル調査の分析画面をそのまま確認できます。
まとめ
DayDay.のキャンペーンは、応募条件を引用+ハッシュタグにしたことで、参加の約7割を引用が占め、24時間で2,000件を超える引用投稿を生み出しました。
放送直前の告知と「感想もぜひ」の一言で、拡散と視聴者の声の収集を1つの企画で両立させた事例です。
引用を主役にした設計は、テレビ番組に限らず、ブランドの名前と生活者の言葉を一緒に広げたい企画で参考になります。
※本記事のデータは 2026年10月15日10時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。
最終更新:2026-10-15