ヨックモックがクリスマス コレクション2026の発売日に始めたフォロー&リポストキャンペーンは、公開から24時間でリポストと引用リポストを合わせて21,830件の拡散を集めました。
X でプレゼントキャンペーンを企画するマーケティング担当者に向けて、拡散の山がいつ来て、どんな層が広げたのかをデータで読み解きます。
引用リポストが全体の3分の1を占めた理由と、翌朝にもう一度伸びた動きから、次の企画に活かせる設計のヒントが見えてきます。

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フォロー&リポストで当たる!
プレゼントキャンペーン🎅🎄
⋱\クリスマス限定パッケージのクッキー詰め合わせを
10名様にプレゼント🎁✨➀公式アカウント@yokumoku_jpをフォロー
②この投稿をリポスト
#ヨックモックとクリスマス を付けて引用リポストで当選確率🆙 pic.twitter.com/u2kKgsZPDM— ヨックモック【公式】 (@yokumoku_jp) 2026年11月1日
キャンペーン概要
ヨックモック【公式】アカウントが2026年11月1日の17時に投稿したプレゼントキャンペーンです。
賞品はクリスマス限定パッケージのクッキー詰め合わせで、当選は10名です。
参加方法は2ステップでした。
公式アカウント @yokumoku_jp をフォローし、キャンペーン投稿をリポストすれば応募できます。
さらに、ハッシュタグ「#ヨックモックとクリスマス」を付けて引用リポストすると当選確率が上がる、という一段上の参加の仕方も用意されていました。
投稿日の11月1日は、ヨックモックが「ヨックモック クリスマス コレクション2026」を全国の店舗で発売した日でもあります。
スウェーデンのクリスマスの妖精トムテをパッケージに描いた〈トムテシリーズ〉と、フランス人画家クリーヴ氏が毎年描き下ろす年号入りの缶で知られる〈ホリデーシリーズ〉の2本立てで、販売は12月25日までです。
店頭に限定パッケージが並んだその日に、X でも同じパッケージを手に取るきっかけを用意した、発売と足並みをそろえた企画だと読み取れます。
結果サマリー
まずキャンペーンの成果です。
取得時点でリポストは16,278件、引用リポストは8,529件に達しました。
ハッシュタグ「#ヨックモックとクリスマス」を付けた投稿も、公開から24時間で8,017件生まれています。
当選確率アップの条件が「ハッシュタグ付きの引用リポスト」だったため、この8,017件は引用リポストと重なる部分を含みます。
次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは376,726回で、いいねは7,300件、ブックマークは792件、リプライは427件でした。
見られた回数に対するリポストの割合(拡散率)は4.3%です。
リポストがいいねの2.23倍に達している点も特徴で、「見て反応する」より「自分のタイムラインに広げる」行動が先に立つ、行動喚起型の伸び方をしています。
キャンペーン成果
参加・拡散の規模リポスト総数
16,278件
引用RT数
8,529件
UGC投稿数
8,017件
告知ツイートの反応
告知1件としての伸びインプレッション
376,726回
いいね数
7,300件
リプライ数
427件
ブックマーク数
792件
拡散タイムライン
拡散の山は、公開直後の1時間にありました。
17時台だけで4,219件が投稿され、24時間分の約19%がこの1時間に集まっています。
その後も18時台3,295件、19時台2,402件と高い水準が続き、公開から6時間で全体の約67%に達しました。
夕方の帰宅時間帯から夜にかけてという、X の利用が増える時間に一気に広がった形です。
もう一つ注目したいのは、深夜にいったん落ち着いたあとの動きです。
翌朝6時台から投稿が再び増え、7時台には535件、昼の12時台には566件と、日中を通して1時間あたり数百件のペースが続きました。
初日の夕方に見逃した人が、翌朝のタイムラインで改めて見つけて参加した様子がうかがえます。
24時間分の内訳は、リポストが14,208件、引用リポストが7,622件でした。
引用リポストが全体の約35%を占めており、ボタン1つで終わるリポストに加えて、ハッシュタグを打ち込むひと手間をかけた参加がこれだけ集まったことになります。
UGC(ハッシュタグ投稿)の広がり
ハッシュタグ「#ヨックモックとクリスマス」を付けた投稿は、24時間で8,017件にのぼりました。
推移はリポスト全体とほぼ同じ形で、最初の1時間に1,593件(約20%)、6時間で約68%に達しています。
翌朝にもう一度伸びる動きも共通していました。
当選確率アップの条件に組み込まれたことで、ハッシュタグがキャンペーン参加の目印として機能しています。
ブランド名と季節の言葉を組み合わせたタグなので、検索したときにもクリスマス商戦の話題として一目で分かる状態が作られました。
拡散の担い手
拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内にリポスト・引用リポストした青バッジのアカウントは約262件で、そのうち64件をサンプルとして確認し、懸賞専用のアカウントを除いたフォロワー1,000以上の主要拡散者21件を分析しています。
主要拡散者21件のうち、8件はフォロワー1万〜10万の規模で、残る13件は1万未満でした。
発信内容で分けると、子育てや家族の日常を発信している層が29%、グルメやスイーツを好む層が14%、美容・コスメ層が10%、アニメやゲームなどの趣味層が19%で、特定のジャンルに当てはまらない一般の層が29%です。
確認した範囲では、主要拡散者21件のうち71%がお菓子や家族のイベントと相性のよい関心を持つ層でした。
とくに子育て層が最も多い点は、クリスマスのお菓子を「家族で楽しむ贈り物」として受け取る層に届いたことを示しています。
一般の層が約3割含まれていることも、ブランドを普段から追っている人だけでなく、幅広い生活者のタイムラインへ届いた広がりとして読み取れます。
フォロワー1,000以上の有料ユーザー21アカウントが拡散(最大34,373・うち1万超8件)
※ 期間内に青バッジが262件リポスト。うち64件を確認した範囲の集計です。
発信ジャンルの分布
フォロワー規模の分布
- 1万〜10万フォロワー8件
- 1万フォロワー未満13件
賞品ジャンルと親和的な発信者:約 71%
Xでの反応
ハッシュタグ付きの引用リポストを見ていくと、ハッシュタグだけを添えて参加する投稿が多く、応募のしやすさがそのまま参加数につながっていました。
その中に、コレクションの詰め合わせの商品名を添える投稿や、「クリスマスを楽しみたい」と季節の気分を書き込む投稿、「応募しました」と参加を報告する投稿が見られます。
商品名が自然に書き込まれている点は、発売日に合わせた告知が限定パッケージそのものへの関心を呼んだことの表れといえそうです。
考察
今回の拡散を支えた要素は、大きく3つに整理できます。
1つ目は、参加の入口を2段階にした設計です。
フォローとリポストだけで応募できる手軽さを保ったまま、ハッシュタグ付きの引用リポストに「当選確率アップ」という見返りを付けたことで、引用リポストが24時間分の約35%を占めました。
引用リポストは参加者のひと言とハッシュタグが付いた投稿としてフォロワーに届くため、単純なリポストよりも参加の痕跡がはっきり残ります。
2つ目は、発売日と投稿日を合わせたことです。
店頭に限定パッケージが並んだ当日の夕方に告知したことで、季節の話題として受け取られやすい状態が作られました。
反応の中に商品名がそのまま登場していることも、この重なりが効いたことをうかがわせます。
3つ目は、担い手の層です。
確認したサンプルでは子育て層とグルメ・スイーツ層が合わせて4割を超え、お菓子のギフトとの相性がよい層が拡散の中心にいました。
賞品と関心が重なる層に届いたことが、引用リポストというひと手間のかかる参加の多さにもつながったとうかがえます。
同様のキャンペーンを実施するなら
今回のデータから、同じような企画で押さえておきたいポイントを整理します。
- 応募の入口はリポストだけに絞り、引用リポストは「確率アップ」で後押しする:今回は引用リポストが拡散の約35%を占めました。
必須条件を増やさずに、ひと手間かけた参加を増やす設計として参考になります - 商品の発売日と告知日をそろえる:店頭と X の話題が重なることで、商品名を添えた反応が生まれやすくなります
- 告知は夕方に出し、翌朝の第2波まで見込んでおく:初日17時台に全体の約19%が集中し、翌朝からも1時間に数百件のペースが続きました。
翌朝に関連投稿を重ねると、見逃した層に届けやすくなります - ハッシュタグはブランド名と季節の言葉を組み合わせる:参加の目印になると同時に、あとから検索した人にも企画の中身が伝わります
- 拡散者の層を賞品との相性で確かめる:今回は主要拡散者の71%がお菓子や家族のイベントと相性のよい層でした。
次の賞品選びや告知文の設計に、この比率を材料として使えます
SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する
この記事で扱った拡散の時間推移・リポストと引用リポストの内訳・拡散者のフォロワー規模は、SocialReport の X リポスト(拡散)調査で継続して追える項目です。
特定の投稿のリポストと引用リポストを自動で追跡し、公開1時間後から7日後までの累積推移、拡散したアカウントの影響力ランキング TOP20、引用リポストのポジネガ分布を一画面で確認できます。
ハッシュタグ「#ヨックモックとクリスマス」のような応募タグは、キーワード調査に登録すれば投稿数の推移や頻出ワード、投稿者ランキングまで集計できます。
集計結果は PDF レポートやパスワード付きの共有 URL として社内やクライアントに渡せるほか、AI 分析レポートが実際の集計値をもとに読み解きと考察を文章にまとめます。
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登録直後の状態でもサンプル調査の分析画面をそのまま確認できます。
まとめ
ヨックモックの今回のキャンペーンは、応募の手軽さを保ちながら引用リポストに見返りを付けたことで、24時間で約2.2万件の拡散と8,017件のハッシュタグ投稿を生みました。
発売日に合わせた告知と、家族やスイーツに関心のある層への到達が重なり、初日の夕方だけで終わらない広がりにつながっています。
参加の入口を2段階で設計する考え方は、季節商品のキャンペーン全般に応用できる型だといえます。
※本記事のデータは 2026年11月03日10時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。
最終更新:2026-11-03