CAMPAIGN ANALYSIS

18TRIPの「#エイトリ2周年」ハッシュタグ企画、24時間で36件のファン投稿が誕生——広告巡礼から二次創作まで

投稿 2026.06.01 2026.06.09 公開 Social Report編集部

累計リポスト

152

インプレッション

82,205

いいね

1,366

2周年を迎えたスマホゲーム『18TRIP(エイトリ)』が、Xで「#エイトリ2周年」のハッシュタグキャンペーンを実施しました。
リポストを押すだけの企画とは、少し違います。
参加者が自分の写真や言葉、イラストを添えて投稿する——いわゆるUGC(ユーザー生成コンテンツ)型の企画です。

では、ファンはどんな投稿を寄せたのでしょうか。
そして、その熱量はデータにどう表れたのか。
告知から24時間の動きを追いかけてみました。

キャンペーン概要

『18TRIP(エイティーントリップ)』は、リベル・エンタテインメントとポニーキャニオンが手がける女性向けスマートフォンゲームです。
近未来の横浜「HAMA18区」を舞台に、個性豊かな”観光区長”たちと旅やおもてなしを楽しむタワーディフェンス系の作品で、2024年5月のサービス開始から、2026年5月23日にちょうど2周年を迎えました。
秋にはメインストーリーSeason2「Reach for the Next Star」の配信も控えています。

今回の「#エイトリ2周年」は、リポストではなく、ハッシュタグを付けて自分で投稿して参加するUGC型のキャンペーンです。
ちょうど米子駅(鳥取県)をはじめ各地で2周年記念の広告が掲出されており(6/1〜6/7)、その広告を見に行った写真や、キャラクターへの応援、ファンアートなど、ファン一人ひとりの「好き」が投稿の題材になりました。

結果サマリー

まず注目したいのが、キャンペーンの主役である投稿数です。
告知からの24時間で、「#エイトリ2周年」を付けた投稿は36件が生まれました。
これはリポストのワンタップとは違い、写真を撮りに行ったり、絵を描いたり、文章を綴ったりと、参加者が自分の手を動かして発信してくれた数です。
一件一件に、作り手の時間と熱量がこもっています。

一方、起点となった告知ツイート自体も広く届きました。
インプレッションは82,205回、いいねは1,366件、ブックマークも36件と、告知1件としてしっかり注目を集めています。
見られた回数に対していいねが約1.7%付いており、リポストよりもいいね・保存でじっくり受け取るタイプの反応だったことがうかがえます。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

152

引用RT数

37

UGC投稿数

36

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

82,205

いいね数

1,366

ブックマーク数

36

投稿の広がり

投稿のされ方にも特徴がありました。
瞬間的に跳ねて終わるのではなく、告知直後の時間帯から夜にかけて、1時間あたり最大4件のペースで途切れず投稿が続いています。
一気に燃え上がる拡散型とは違い、一日を通じてコツコツと作品や写真が積み上がっていく——UGCらしい、じんわりと熱が持続する広がり方です。

寄せられた投稿

このキャンペーンのいちばんの見どころは、やはり寄せられた投稿そのものです。
同じハッシュタグの下に、さまざまな形の「好き」が集まりました。

まず目立ったのが、推しキャラクターへのまっすぐな応援です。
「ノーブルフェニックスさん優勝して」とレースイベントでお気に入りのチームの優勝を願う声や、「全力で応援しています」と熱意をストレートに綴る投稿が、企画のなかでも大きな反響を集めました。

次に、今回の広告掲出と連動した「聖地巡礼」。
「入場券を買って広告を無事発見」と、わざわざ米子駅まで足を運んで広告を見つけた喜びを写真で共有する参加者もいました。
リアルな場所とオンラインの企画がつながった好例です。

さらに、自分の手で描いたファンアートを寄せる投稿や、「色んな劇場で観てきた感想をnoteにまとめました」と関連作品の複数回鑑賞をレビュー記事で紹介する熱心なファンの姿も見られました。
キャラクターへの愛着がそのまま一枚の絵になり、作品への思いが言葉になって共有されています。

応援・聖地巡礼・イラスト・レビュー。
ひとつのハッシュタグの下に、これだけ多彩な「好きの表現」が集まったことが、この企画の温度を物語っています。

考察

なぜ、これだけ多彩な投稿が生まれたのでしょうか。
ポイントは2つあると考えます。

ひとつは、参加の「入り口」が複数あったこと。
広告の掲出という現実の仕掛けが「写真を撮る」理由をつくり、2周年という節目が「お祝いの言葉を贈る」気持ちを後押ししました。
応援でも、イラストでも、巡礼写真でもいい——投稿の形を限定しなかったことが、ファンそれぞれの得意な表現を引き出しています。

もうひとつは、もともとの熱量の高さです。
告知ツイートがいいね・ブックマーク中心の反応を集めたことからも、作品をじっくり受け止めるファン層の存在が見て取れます。
その土壌があったからこそ、手間のかかるUGCにも自然と人が集まったといえます。

同様のキャンペーンを実施するなら

このキャンペーンの良さを、自社の企画に活かすとしたら。
ポイントを整理します。

  • 投稿のお題に「現実の入り口」を用意する:広告掲出や店頭施策など、写真を撮りたくなる理由を現実側につくると、投稿のきっかけが一気に増える
  • 投稿の形を限定しすぎない:応援・写真・イラスト・レビューなど、参加者が得意な表現を選べるようにすると多様な投稿が集まる
  • 節目(周年・記念日)と重ねる:「お祝いしたい」という気持ちが、手間のかかる投稿参加の後押しになる
  • ハッシュタグは短く覚えやすく:日常的に使ってもらえる言葉にすると、キャンペーン後も投稿が続きやすい

SocialReportでUGCの広がりを可視化する

「どんな投稿が、どれだけ、どんな熱量で生まれたか」は、感覚ではなくデータで残しておくことで初めて次に活かせます。
SocialReportのX(Twitter)キーワード調査なら、ハッシュタグの投稿数推移を時系列で追い、KPIとして集計できます。
さらに感情分析を使えば、寄せられた投稿がどんなトーンだったか——応援なのか、レビューなのか、喜びの声なのか——を客観的に把握できます。

UGCキャンペーンは「件数」だけでは語り切れません。
一件一件の中身と広がりをデータで可視化することが、ファンの熱量に応える企画づくりの第一歩になります。

まとめ

『18TRIP』の「#エイトリ2周年」は、24時間で36件のファン投稿を集めたUGC型キャンペーンでした。
広告の聖地巡礼から応援、ファンアート、レビューまで、ひとつのハッシュタグの下に多彩な「好き」が集まり、告知ツイートも82,205インプレッションと広く届きました。
リポストの数では測れない、参加者一人ひとりの熱量がにじむ企画です。
その広がりをデータで残すことが、次の一歩につながります。

※本記事のデータは 2026年06月05日17時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
投稿数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
寄せられた投稿の分析は、確認できた範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-06-05

SOCIAL REPORT

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