空調服ブランドのuniso(ユニソ)が実施したフォロワー感謝のプレゼント企画が、X上で大きな反響を呼びました。
注目したいのは、その広がり方が「2段階」だったことです。
リポストによる拡散が広く届く一方で、告知ツイートのリプライ欄には1,000件を超える応援・参加の声が集まりました。

拡散と会話。
性質の違う2つの盛り上がりが、どのように生まれたのか。
告知から24時間の動きをデータで追いかけてみました。
🎁フォロワー感謝プレゼント企画🎁
いつも応援ありがとうございます😊
✨感謝の気持ちを込めて、 抽選で1名様に
「Amazonギフトカード5000円分」をプレゼント🎉📅応募期間 5/28(水)〜6/4(水)23:59まで
【応募方法】
① @uniso_official をフォロー
② この投稿をRT&いいね
③… pic.twitter.com/N2Dqn6EPUN— uniso(ユニソ) (@uniso_official) 2026年6月2日
キャンペーン概要
uniso(ユニソ)は、ファン付きウェア・空調服を手がける国産メーカーです。
猛暑の現場で働く人やアウトドアを楽しむ人に向けて、機能性とデザインを両立した冷却ウェアを、Amazonや楽天を中心に展開しています。
今回は「フォロワー感謝プレゼント企画」として、抽選で1名にAmazonギフトカード5,000円分を贈るもの。
応募期間は5月28日〜6月4日で、フォロー&リポスト・いいねで参加できるシンプルな設計です。
リポストで広く拡散する一方、告知ツイートには参加表明や感謝のリプライが数多く寄せられました。
結果サマリー
このキャンペーンの成果は、2つの軸で捉えると見えやすくなります。
ひとつは拡散の規模です。
リポストは累計3,133件、引用も加わり、告知は幅広く届きました。
もうひとつが会話の量です。
告知ツイートには24時間で1,322件のリプライが寄せられました。
リポストがワンタップの拡散だとすれば、リプライは自分の言葉で書く一手間のある参加です。
その両方が同時に積み上がったことが、この企画の特徴です。
告知ツイート自体の伸びも見ておきましょう。
インプレッションは45,294回、いいねは2,761件、ブックマークも51件。
見られた回数に対していいねが約6.1%付いており、感謝企画にふさわしい温かい反応が集まりました。
キャンペーン成果
参加・拡散の規模リポスト総数
3,133件
引用RT数
19件
リプライ数
1,322件
告知ツイートの反応
告知1件としての伸びインプレッション
45,294回
いいね数
2,761件
ブックマーク数
51件
拡散タイムライン
リポストの勢いは立ち上がりに集中しました。
告知直後の1時間で477件のリポストが集中し、その後も298件、223件とハイペースで拡散が続いています。
最初の数時間で一気に火がつく、プレゼント企画らしい初速の強さです。
リプライ(応募・応援コメント)の広がり
拡散と並行して、もうひとつの盛り上がりがリプライ欄で起きていました。
告知直後の1時間に239件のリプライが集中し、その後も時間あたり90〜140件のペースでコメントが続いています。
拡散(リポスト)が「広げる」動きだとすれば、こちらは「言葉を返す」動き。
フォロワーとの距離の近さがうかがえる、会話の広がりです。
拡散の担い手
拡散したアカウントを、青バッジ(有料サブスクリプション契約済みのユーザー)に絞って見てみました。
確認できた範囲で、フォロワー1,000以上の主要な拡散者は29アカウント。
うち1万フォロワー超が9アカウント、最大で約3.6万フォロワーでした。
発信ジャンルの分布を見ると、最多は「ライフスタイル・子育て・美容」が30%(9/30件)、次いで「ゲーム・アニメ・漫画」が23%(7/30件)、「懸賞・ポイ活・Web3」が20%(6/30件)、「その他・一般」が20%(6/30件)、「スポーツ・アウトドア・趣味」が7%(2/30件)という内訳です。
Amazonギフトカードは生活のあらゆる場面で使える汎用性の高い賞品であるため、特定の趣味や属性に限らず、日々の暮らしに根ざした幅広い層へ自然に届いたことが数字に表れています。
フォロワー1,000以上の有料ユーザー30アカウントが拡散(最大36,260・うち1万超9件)
※ 期間内に青バッジが61件リポスト。うち61件を確認した範囲の集計です。
発信ジャンルの分布
フォロワー規模の分布
- 1万〜10万フォロワー9件
- 1万フォロワー未満21件
賞品ジャンルと親和的な発信者:約 80%
Xでの反応
リプライ欄には、当選を願う声や、ブランドへの応援が数多く並びました。
いくつか紹介します。
リプライの多くは、ハッシュタグを添えてブランドへの応援を伝える内容や、当選への期待をまっすぐ表現する声でした。
ブランドへの親しみや感謝が言葉として返ってきており、「フォロワー感謝」という文脈がリプライの温度感にも影響していることが伝わってきます。
考察
このキャンペーンが拡散と会話の両面で広がった要因は、2つに整理できます。
ひとつは、参加設計のシンプルさ。
フォローとリポストだけという手軽さが、初速の強い拡散(1時間で477リポスト)を生みました。
もうひとつは、「感謝」という企画の文脈です。
フォロワー感謝という打ち出しが、参加者にも「いつもありがとう」と返したくなる空気を生み、リポストだけでなく1,322件のリプライという会話を引き出しています。
拡散で広く届け、会話で関係を深める。
この2段階の設計が、数字の両面に表れています。
同様のキャンペーンを実施するなら
このキャンペーンの成功要因から、同様の企画を実施する際に押さえたいポイントを整理します。
- 参加条件は1アクションに絞る:フォロー&リポストのみのシンプルさが、強い初速の拡散を生む
- 「感謝」を軸に据える:フォロワー感謝という文脈は、リポストに加えてリプライ(会話)を引き出しやすい
- 拡散と会話を分けて見る:リポスト数(広がり)とリプライ数(関係の深さ)は別の指標。
両方を追うと施策の効果を立体的に把握できる - 初速を逃さない:拡散もリプライも告知直後に集中するため、最初の数時間の運営側のリアクションが熱量を左右する
SocialReportでキャンペーンの反響を可視化する
今回のような「拡散」と「会話」の2つの広がりは、別々のデータとして捉えることで初めて全体像が見えてきます。
SocialReportのX(Twitter)キーワード調査では、投稿数推移・KPI集計に加え、投稿者ランキング(フォロワー数分析)で拡散の担い手を、感情分析でリプライの中身を把握できます。
拡散の規模だけでなく、寄せられた声のトーンまで残しておくことが、次の施策の精度を高めます。
まとめ
unisoの「フォロワー感謝」プレゼント企画は、フォロー&リポストのシンプルな設計で約3,100件の拡散を集めながら、告知ツイートには1,322件のリプライという会話も生み出しました。
拡散と会話、性質の違う2つの広がりが同時に起きた2段階の反響です。
それぞれをデータで分けて残すことが、再現性のあるキャンペーン設計につながります。
※本データはX APIによる非公式集計です。
公式の広告管理画面等の数値とは異なる場合があります。
集計日時:2026年06月08日11時時点
最終更新:2026-06-08