CAMPAIGN ANALYSIS

ほっともっと×モンスト、リポストキャンペーン初日に1.4万件の拡散——毎日実施で積み上げる「超ほっともっと祭」

投稿 2026.06.01 2026.06.12 公開 Social Report編集部

累計リポスト

14,455

インプレッション

354,646

いいね

4,083

弁当チェーン最大手のほっともっとが、スマホゲーム「モンスターストライク」とのコラボを記念して実施したフォロー&リポストキャンペーン。
その初日の告知ツイートは、24時間で1万4,456件のリポストを集めました。
SNSでキャンペーンを企画する担当者に向けて、初動の伸び方と拡散を担った層をデータで読み解きます。

キャンペーン概要

このキャンペーンは、ほっともっとと「モンスターストライク(モンスト)」の初コラボ企画「できたてにストライクショット!超ほっともっと祭」を記念して実施されたものです。
X(旧Twitter)の公式アカウント(@hottomotto_com)が、2026年6月1日から6月14日まで、毎日フォロー&リポストの告知ツイートを投稿する形を取りました。

参加方法はシンプルです。
公式アカウントをフォローし、その日の投稿をリポストするだけ。
当選するとその場でDMが届く、いわゆるインスタントウィン形式で、豪華景品が毎日10名様に当たります。
さらに、期間中の合計リポスト数が2万を突破すると、モンストユーザー全員に獣神玉がプレゼントされるという、参加者全体で目指す共通目標も設定されていました。

賞品の獲得条件を「1フォロー+1リポスト」に絞り、当落がその場で分かる即時性を持たせた設計です。
ゲームのコラボらしく、参加そのものをイベント化している点が特徴と言えます。

結果サマリー

まず、参加・拡散の規模から見ていきます。
初日(6月1日)の告知ツイートは、24時間でリポスト1万4,456件、引用リポスト26件を記録しました。
1日のキャンペーン投稿としては大きな反響です。

次に、告知ツイート自体の伸びです。
インプレッション(表示回数)は35万4,595回に達し、いいね4,083件、リプライ53件、ブックマーク125件が寄せられました。
注目したいのは、いいね数に対してリポスト数が約3.5倍にのぼる点です。
インプレッションのうち拡散(リポスト)に動いた割合は約4.1%で、「眺めて終わり」ではなく行動につながる、参加を強く促す設計が効いていたことがうかがえます。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

14,455

引用RT数

26

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

354,646

いいね数

4,083

リプライ数

53

ブックマーク数

125

拡散タイムライン

拡散の立ち上がりは非常に速いものでした。
投稿からの最初の1時間で、24時間全体の約13%にあたるリポストが集まっています。
6時間後(T+6h)の時点で約56%に到達し、ピークは投稿当日の正午(6月1日12:00 JST)で、1時間あたり2,138件を記録しました。

お昼どきにピークが来ているのは、弁当チェーンのキャンペーンとして示唆に富む動きです。
ランチタイムに合わせて告知が拡散したのか、あるいは拡散がランチ需要を後押ししたのか——いずれにせよ、ほっともっとの利用シーンと拡散のピークが重なったことは、企画と生活時間の相性の良さを物語っています。
拡散の内訳はリポストが1万2,902件、引用が21件で、コメントを添える引用よりも、純粋なリポストで素早く参加する動きが大半を占めました。

拡散の担い手

この初日の拡散を、どんな層が担ったのかを見てみます。
傾向を把握するため、今回は青バッジ(Xの有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内に青バッジでリポストしたアカウントは母集団で約134件。
そのうち確認できたサンプル98件を分析し、フォロワー1,000以上の主要な拡散アカウント47件を抽出しました(懸賞応募を主目的とするアカウントは除外しています)。

フォロワー規模の分布を見ると、確認できた主要拡散アカウント47件のうち、10万フォロワー超が3件、1万〜10万が9件、1万未満が35件でした。
一定の発信力を持つアカウントが拡散の一翼を担っていたことが読み取れます。

発信ジャンルの分布(プロフィール文からの推定・同47件中)を見ると、ゲーム・アニメ系が約49%と最も多く、続いてグルメ・お酒・スイーツ系が約23%、ファミリー・ライフスタイル系が約17%という構成でした。
モンストのファン層に届いたのはもちろん、弁当チェーンと相性のよい「食」を発信する層や、日常・家族の話題を発信する生活者層にもしっかり広がっていたことが読み取れます。
賞品ジャンル(弁当×ゲーム)と親和的な層は合わせて約89%にのぼり、特定ジャンルに偏らない一般層は約11%にとどまりました。
ゲームIPの求心力で関心層に届きつつ、弁当チェーンらしく幅広い生活者にも自然に広がった——二つの到達が同時に起きていたと読み取れます。

フォロワー1,000以上の有料ユーザー47アカウントが拡散(最大3,727,721・うち1万超12件)

※ 期間内に青バッジが134件リポスト。うち98件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • ゲーム・アニメ49%(23)
  • グルメ・お酒・スイーツ23%(11)
  • ファミリー・ライフスタイル17%(8)
  • その他・一般11%(5)

フォロワー規模の分布

  • 10万フォロワー超3件
  • 1万〜10万フォロワー9件
  • 1万フォロワー未満35件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 89%

Xでの反応

告知ツイートには、リポストによる拡散に加えて、引用リポストやリプライでさまざまな声が寄せられました。
ここでは個人を特定しない形で、寄せられた反応の傾向を紹介します。

最も目立ったのは、コラボそのものを歓迎する反応です。
「モンストとのコラボが嬉しい」「いつも素敵な企画をありがとう」といった、ブランドとゲームの双方に好意を示す投稿が数多く見られました。
インスタントウィン形式らしく、「当たりますように」「当たれ」と、その場の当落に一喜一憂する参加の手応えも目立ちます。

もう一つ特徴的だったのが、ほっともっとの利用そのものを報告する投稿です。
「今日の晩ごはんはほっともっと」「朝からチキン南蛮を買ってきた」といった、日常の食事シーンとキャンペーンが自然に結びついた声が一定数ありました。
賞品のモンストキャラクターや店頭のホログラムカードについても、特定のキャラクター名を挙げて「このカードが欲しい」「デザインが良い」と期待する反応がうかがえます。
弁当チェーンの利用習慣とゲームファンの熱量が同じ投稿群の中に共存していた点に、このコラボならではの広がりが表れていました。

考察

初日に1.4万件規模の拡散が生まれた背景には、いくつかの要因が重なっていると考えられます。
一つは、参加条件を「フォロー+リポスト」の1アクションに絞った手軽さ。
もう一つは、人気ゲームIPとのコラボという、拡散したくなる話題性です。
そして、その場で当落が分かるインスタントウィン形式が、「とりあえず参加してみよう」という心理的なハードルを下げました。

注目すべきは、この企画が単発ではなく毎日続いた点です。
第1弾の期間(6月1日〜6月7日)の日次リポスト数は、初日が1万4,456件、2日目が1万2,719件、3日目以降も9,000〜1万1,000件台で安定して推移しました。
続く第2弾(6月8日〜)でも1日あたり1万件前後を維持しています。
初日の瞬発力もさることながら、毎日1万件規模の拡散を10日以上にわたって積み上げ続けたことが、このキャンペーンの本当の強さです。
合計リポスト数2万突破という全体目標も、毎日参加を促す動機づけとして機能していました。
1回の大きな花火ではなく、毎日の接触を設計したことが、累積の到達量を最大化したと言えます。

SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する

今回のレポートで示した「リポスト数の推移」「拡散のピーク時間」「拡散を担った層の傾向」は、SocialReportのX分析機能で追える領域です。
SocialReportのリポスト(拡散)調査では、特定のツイートのリポスト・引用リポストを自動で追跡し、「RTのみ/引用RTのみ/両方」の3パターンで集計できます。
複数のキャンペーン投稿をOR結合してまとめて見ることもできるため、今回のような毎日投稿する連続キャンペーンの累積効果を一画面で把握できます。

キーワード調査と組み合わせれば、ハッシュタグやブランド名に言及した投稿の数の推移、投稿者のフォロワー規模、曜日×時間帯のヒートマップ、ワードクラウドまでを可視化し、約50項目から選べるPDFレポートとして自動出力できます。
キャンペーンの効果測定をExcelへの手作業転記で行っているなら、集計の手間を大きく圧縮できます。
クレジットカード不要の無料トライアルを用意しています。

まとめ

ほっともっと×モンストのリポストキャンペーンは、初日に1.4万件の拡散を記録しただけでなく、毎日投稿を続けることで1万件規模の反響を10日以上積み上げました。
瞬間的なバズではなく、参加のハードルを下げた設計と毎日の接触の積み重ねが、累積の到達量を押し上げた好例だと受け止めています。

※本記事のデータは 2026-06-11T04:01:26 時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-06-11

SOCIAL REPORT

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