ロングセラーのポテトチップス「わさビーフ」でおなじみの山芳製菓が、新商品の発売を記念して実施したフォロー&リポストキャンペーン。
その告知ツイート1本が、24時間で約1万5千件のリポストを集めました。
拡散だけでなく、ハッシュタグを添えた応募リプライも9千件を超え、新商品への期待がそのまま参加の熱量になった企画です。

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🐮新商品 #ホタテ祭炙りホタテ塩味 発売記念🐮
✨フォロー&リポストキャンペーン✨
\「わさビーフ」1箱(12袋入)
「ホタテ祭炙りホタテ塩味」1箱(12袋入)
✨抽選で合計5名様にプレゼント✨✅@yamayoshiseika をフォロー&リポスト!
✅「 #ホタテ祭が新登場 」をリプライ!… pic.twitter.com/81bCFnQEbg— わさビーフの山芳製菓 (@yamayoshiseika) 2026年6月8日
キャンペーン概要
山芳製菓は、新商品「ホタテ祭 炙りホタテ塩味」の発売を記念して、フォロー&リポストキャンペーンを実施しました。
賞品は「わさビーフ」1箱(12袋入)と「ホタテ祭 炙りホタテ塩味」1箱(12袋入)のセットで、抽選で合計5名に当たる内容です。
参加方法は2ステップです。
まず公式アカウント(@yamayoshiseika)をフォローして対象ツイートをリポストし、さらにハッシュタグ「#ホタテ祭が新登場」をつけてリプライする、という流れになっています。
リポストによる拡散と、ハッシュタグ付きのリプライ応募。
1本の告知で2つの参加アクションを設計していた点が特徴です。
「わさビーフ」という長く愛されてきた看板商品の知名度を土台に、新フレーバーの登場を広く知らせる——定番ブランドの新商品告知として、よく練られた座組みだと読み取れます。
結果サマリー
まず成果として見たいのは、拡散の規模です。
この告知ツイートは24時間で14,732件のリポストを集め、引用は589件、さらにハッシュタグ付きの応募リプライも9,120件寄せられました。
ワンタップで済むリポストに加えて、ひと言そえるリプライがこれだけ集まったことは、参加者が新商品に前向きな関心を持って動いた表れだと受け止められます。
次に、告知ツイート自体の伸びを見てみましょう。
これは成果ではなく、告知1件としてどこまで届いたかを表す指標です。
インプレッションは約25万回、いいねは5,649件、ブックマークは560件を記録しました。
リポストがいいねの約2.6倍にあたり、「眺めて終わる」よりも「拡散して応募する」という行動に結びついた告知だったことがうかがえます。
キャンペーン成果
参加・拡散の規模リポスト総数
14,732件
引用RT数
589件
リプライ数
9,120件
告知ツイートの反応
告知1件としての伸びインプレッション
252,736回
いいね数
5,649件
ブックマーク数
560件
拡散タイムライン
リポストがどのタイミングで積み上がったかを見ると、朝の立ち上がりの速さが際立ちます。
スタートからの最初の1時間で全体の約14%、6時間で約53%が積み上がり、24時間時点でほぼ全量に達しました。
ピークは6月9日8時台(JST)で、1時間に1,829件のリポストが集中しています。
拡散の内訳はリポストが大半で、引用は数百件規模。
多くの参加者が手早くリポストで応募に乗った様子が読み取れます。
朝の時間帯に山が来ているのは、通勤前や始業前にスマートフォンを開く時間と重なります。
新商品の話題が、一日のはじまりのタイミングで一気に広がった格好です。
リプライ(応募・感想コメント)の広がり
リポストによる拡散とは別に、ハッシュタグ付きのリプライ応募も力強く積み上がりました。
24時間で集計対象は8千件を超え、こちらも最初の1時間で約16%、6時間で約55%と、リポストとよく似たカーブを描いています。
ピークも同じ6月9日8時台でした。
これは拡散ではなく、告知ツイートへ直接寄せられた「会話・反応の広がり」です。
リポストがワンタップの参加だとすれば、リプライは自分の言葉をそえるひと手間のある参加です。
その手間を越えた声が数千件単位で集まったことは、新商品への関心が単なる拡散にとどまらなかったことを示しています。
拡散の担い手
どんな層がこの拡散を担ったのか。
傾向を把握するため、今回は青バッジ(X の有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内に確認できた青バッジの拡散者は約164件で、そのうちフォロワー1,000以上の主要拡散者はサンプル98件中42件でした。
この42件の内訳を見ると、フォロワー規模では10万超が1件、1万〜10万が10件、1万未満が31件と、一部の大型アカウントを含みつつ、中小規模の発信者が幅広く拡散に加わっていました。
発信ジャンルの分布(プロフィールから推定・主要拡散者42件中)は、グルメ・食・お菓子好きが29%(12件)、ファミリー・生活者が12%(5件)、お酒・おつまみ系が10%(4件)、その他・一般が50%(21件)です。
賞品がスナック菓子(わさビーフ・ホタテ祭)というグルメ・食系の商品だったことを踏まえると、グルメ・食・お菓子好き(29%)とお酒・おつまみ系(10%)を合わせた親和層が約4割を占め、さらにファミリー・生活者層(12%)を含めると合計5割が賞品と関連性の高いジャンルです。
残りの「その他・一般」(50%)の存在は、特定の趣味層に限らず幅広い生活者に届いた広がりのサインとして前向きに捉えられる分布です。
フォロワー1,000以上の有料ユーザー42アカウントが拡散(最大428,698・うち1万超11件)
※ 期間内に青バッジが164件リポスト。うち98件を確認した範囲の集計です。
発信ジャンルの分布
フォロワー規模の分布
- 10万フォロワー超1件
- 1万〜10万フォロワー10件
- 1万フォロワー未満31件
賞品ジャンルと親和的な発信者:約 50%
Xでの反応
寄せられた反応の中身を、名前を伏せて傾向として整理します。
もっとも多かったのは、新商品への食欲をそのまま言葉にした声です。
「炙ったホタテ塩味、お酒のアテにぴったりかも」と新フレーバーの食べ方を想像する投稿や、「美味しそう」と素直に期待を寄せる声が数多く見られました。
看板商品への愛着を語る参加もあり、「わさビーフ、しばらく食べていなかったけれど、また食べたくなった」と再会を喜ぶような投稿も寄せられています。
新フレーバーへの好奇心と、定番商品への親しみ。
その両方が入り混じった、食べる前から盛り上がるような反応が中心だったと整理できます。
考察
なぜこれだけの拡散が生まれたのか。
ポジティブな要因をいくつか挙げられます。
ひとつは、看板商品の知名度です。
「わさビーフ」という広く知られたブランドが土台にあることで、新フレーバーの告知でも多くの人が足を止め、参加に動いたと考えられます。
ふたつめは賞品の親しみやすさです。
誰もが気軽に楽しめるお菓子の詰め合わせは、特定の趣味層に偏らない幅広い参加を呼び込んでいました。
みっつめは参加設計です。
リポストとハッシュタグ付きリプライという2つの入り口を用意したことで、手軽に拡散したい人にも、感想を伝えたい人にも、それぞれの参加の形が用意されていました。
看板ブランドの求心力・賞品の身近さ・2つの参加導線。
この3つがかみ合ったことが、朝の山を作り約1万5千件の拡散へつながった背景にあると読み取れます。
同様のキャンペーンを実施するなら
今回の結果から、定番ブランドの新商品告知をリポスト型キャンペーンで広めるときに参考にしたいポイントを整理します。
- 看板商品の知名度を新商品の入り口にする:広く知られたブランド名が、新フレーバーへの注目を集める起点になっていました。
- 賞品に新商品と定番をセットで入れる:「定番+新商品」の組み合わせは、既存ファンにも新規にも訴求でき、参加の動機を広げます。
- 拡散と感想の2つの参加導線を用意する:リポストとハッシュタグ付きリプライを併用すると、手軽な参加と熱量のある参加の両方を取り込めます。
- 食欲をそそるビジュアルと言葉を添える:「美味しそう」という反応が拡散の起点になっていました。
商品の魅力が伝わる見せ方が参加を後押しします。 - 朝の時間帯を狙う:参加の山は朝に立ち上がっていました。
生活者が情報に触れやすい時間に合わせる価値があります。
一般論ではなく、今回の実データから読み取れる具体的な示唆として活かせる点です。
SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する
リポストがいつ・どの規模で広がり、どんな層が拡散を担ったか——こうしたキャンペーンの手応えは、感覚ではなくデータで残せます。
SocialReport の X(Twitter)向け機能では、特定ツイートのリポスト・引用リポストを自動追跡し、「RTのみ/引用RTのみ/両方」を切り替えて拡散の広がりを可視化できます。
あわせてハッシュタグやキーワードの投稿数推移、いいね・リポスト・リプライでの絞り込み、投稿者ランキング、ポジティブ・ネガティブ・中立の感情分析までを一画面で確認でき、約50項目から選べるPDFレポートとして自動出力することも可能です。
今回のような新商品キャンペーンの振り返りを、Excelへの手作業転記に頼らず定量的に残したい場面で、集計の手間を圧縮できます。
クレジットカード不要の無料トライアルを用意しています。
まとめ
山芳製菓の新商品キャンペーンは、看板商品「わさビーフ」の知名度を土台に、新フレーバーへの食欲と期待を参加の熱量へ変えた企画でした。
リポストがいいねの約2.6倍という比率は、告知が「眺める」より「動く」につながったことを物語っています。
広く知られたブランドの力に、身近な賞品と2つの参加導線を重ねれば、拡散は朝から一気に立ち上がる——今回のキャンペーンはそれを示す一例だと受け止めています。
※本記事のデータは 2026年06月11日14時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。
最終更新:2026-06-11