CAMPAIGN ANALYSIS

SENKA×GISELLE「新CM公開記念」キャンペーンを分析 拡散1万件超を支えたのは美容層6割という参加者構成でした

投稿 2026.06.29 2026.07.02 公開 Social Report編集部

累計リポスト

9,455

リプライ

2,604

インプレッション

114,808

SENKA公式(センカ)が2026年6月29日に実施した「新CM公開記念」プレゼントキャンペーンは、24時間で1万件近い拡散を記録しました。

フォロー&リポストという定番の応募条件に加えて、指定ハッシュタグとキーワードを付けたリプライで当選確率が上がる仕組みを組み合わせている点が特徴です。
今回はこのキャンペーンのデータをもとに、誰がどれくらい拡散に関わったのかを見ていきます。

概要

キャンペーンの元ツイートは以下の内容でした。

洗顔料「パーフェクトホイップ」4種セットが抽選で50名に当たる企画で、応募条件はシンプルに「@senka_jp をフォロー&本投稿をリポスト」。
そのうえで「#SENKAxGISELLE」と「ピタ!洗顔」というキーワードを付けてリプライすると当選確率が上がる、という二段構えの設計になっていました。

背景をリサーチすると、パーフェクトホイップは4年連続売上No.1をうたうロングセラーシリーズで、今春「ビューティーコンプレックス」という新技術を搭載してリニューアルしています。
そしてグローバルアンバサダーには2025年2月からaespaのGISELLEさんが起用されており、今回のツイートはその新CM公開に合わせた企画でした。
GISELLEさん起用のSENKA関連イベントはこれまでにも複数回開催されており、今回はその流れを汲む一本と言えそうです。

結果サマリー

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

9,455

引用RT数

146

UGC投稿数

2,311

リプライ数

2,604

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

114,808

いいね数

2,777

ブックマーク数

564

24時間の集計期間でのエンゲージメント・ファネルを見ると、次のような構成になっていました。

  • インプレッション 114,808(見られた回数)
  • いいね 2,777(インプレ比 2.4%)
  • ブックマーク 564(保存率 0.5%)
  • リポスト 9,455(拡散率 8.2%)
  • リポスト/いいね比: 約3.4

いいね数に対してリポスト数がおよそ3.4倍という数字は、「見て終わり」ではなく「行動につながった」比率がはっきり高いことを示しています。
応募条件そのものがリポストだったことを踏まえると、これは企画設計が狙いどおりに機能した結果と言えそうです。

拡散タイムライン

投稿は2026年6月29日11時(JST)に公開され、拡散のピークはその1時間後、12時台の1時間で1,266件でした。
投稿直後に反応が集中し、そこから徐々に落ち着いていく、拡散型キャンペーンによく見られる曲線を描いています。

集計窓(投稿から24時間)でのリポスト・引用の合計は7,747件(リポスト7,650・引用97)でした。

今回はリポスト以外にも2つの参加経路が動いていました。
ひとつは指定ハッシュタグ「#SENKAxGISELLE」を付けた投稿で、24時間の合計は2,311件です。

もうひとつは、ボーナス条件として案内されていた「ハッシュタグ+キーワード付きのリプライ」を含む会話の広がりで、こちらは2,604件でした。

リポストという「シェアするだけ」の参加に加えて、ひと手間かかるリプライにも数千件単位の反応が集まっている点は、当選確率アップというインセンティブ設計が効いていたことをうかがわせます。

拡散の担い手

フォロワー1,000以上の有料ユーザー35アカウントが拡散(最大93,352・うち1万超14件)

※ 期間内に青バッジが86件リポスト。うち86件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • 美容・コスメ層60%(21)
  • ママ・子育て層11%(4)
  • K-POP・推し活層3%(1)
  • その他・一般26%(9)

フォロワー規模の分布

  • 1万〜10万フォロワー14件
  • 1万フォロワー未満21件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 74%

今回はフォロワー1,000人以上の青バッジアカウント86件をサンプルとして調べ、そのうち懸賞アカウントなどを除いた35件を主要拡散者として分析しました。
フォロワー規模で見ると、1万〜10万フォロワー層が14件、1万フォロワー未満が21件という構成です(10万フォロワー超は今回は含まれていません)。

発信ジャンルは、賞品が洗顔料でありCM起用タレントがGISELLEさんであることを踏まえて「美容・コスメ層」「ママ・子育て層」「K-POP・推し活層」「その他・一般」という軸で分類しました。
結果は次のとおりです(サンプル35件中)。

  • 美容・コスメ層: 21件(60.0%)
  • その他・一般: 9件(25.7%)
  • ママ・子育て層: 4件(11.4%)
  • K-POP・推し活層: 1件(2.9%)

主要拡散者の6割が美容・コスメ関心層という結果は、洗顔ブランドのキャンペーンとしては高い親和率です。
フォロー&リポストという間口の広い応募条件でも、実際に反応した層は商材と重なりの大きいユーザーが中心だったことがうかがえます。

Xでの反応

参加者からの投稿には、当選を願うシンプルな一言や、ハッシュタグのみを添えたエントリーが多く見られました。
その一方で、「泡がふわふわで肌に負担がかからず、ずっとリピートしている」といった実際の使用感に基づくコメントも複数見つかっており、新CMや「ピタ!洗顔」というキーワードへの言及も目立ちました。
企画をきっかけに、既存ユーザーが改めて商品の良さを言葉にする場にもなっていたようです。

考察

今回のキャンペーンからは、いくつかの示唆が読み取れます。

まず、リポストという参加ハードルの低さが拡散量そのものを押し上げました。
24時間で7,747件の拡散に加えて、ハッシュタグ投稿・リプライを合わせると1万件を超える参加行動が記録されています(それぞれ別軸の集計のため単純合算はできませんが、参加経路が複数動いていたことは間違いありません)。

もうひとつは、参加者の構成という観点です。
主要拡散者の6割が美容・コスメ層だったことは、賞品とタレント起用の両方が参加者の関心と一致していたことを示しています。
フォロワー数の大きいアカウントが必ずしも一番刺さるわけではなく、テーマとの相性が拡散の中身を左右すると言えそうです。

同様のキャンペーンを実施するなら

今回の事例から、リポストキャンペーンを企画する際に参考になりそうなポイントをまとめました。

  • 応募条件はシンプルに、当選確率アップはボーナスで: 「フォロー&リポスト」という基本条件に加えて、ハッシュタグ+キーワード付きリプライという任意のボーナス条件を用意することで、リポストだけでは生まれない会話量(今回は2,604件)を追加で獲得できていました。
  • 起用タレント・賞品と参加者属性の一致を意識する: 今回は洗顔ブランド×美容系タレントという組み合わせが、主要拡散者の6割を美容・コスメ関心層に引き寄せる結果につながっていました。
  • 投稿直後の初動が勝負: ピークは投稿1時間後に来ており、投稿タイミング(今回は平日11時)が初速に影響していた可能性があります。

SocialReportでキャンペーンの反響を可視化する

こうした拡散データは、SocialReportのX機能を使えば自社キャンペーンでも同様に確認できます。
特定ツイートのリポスト・引用リポストを自動追跡する「リポスト調査」、参加アカウントのフォロワー数を分析する投稿者ランキング、そして指定キーワードやハッシュタグの投稿数推移を追える「キーワード調査」など、キャンペーンの拡散状況を数値で振り返る機能を備えています。
気になる方はぜひ一度お試しください。

まとめ

SENKA×GISELLEの「新CM公開記念」キャンペーンは、24時間で7,747件の拡散、2,311件のハッシュタグ投稿、2,604件のリプライという複数の参加経路を通じて広がりました。
主要拡散者の6割が美容・コスメ関心層だったことは、賞品とタレント起用のマッチングがうまく機能していたことを示しています。

※本記事のデータは2026年7月2日時点でX上の公開情報をもとにSocialReportが集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-07-02

SOCIAL REPORT

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