CAMPAIGN ANALYSIS

「コトダマン」×「サンリオキャラクターズ」Wキャンペーン、24時間で9,339件の拡散と1,319件のハッシュタグ投稿

投稿 2026.09.15 2026.09.17 公開 Social Report編集部

累計リポスト

10,538

インプレッション

128,838

いいね

2,752

2026年9月15日の正午、ことばRPG「コトダマン」がサンリオキャラクターズとのコラボ開催を記念したWキャンペーンを始め、24時間でリポストと引用あわせて9,339件の拡散を記録しました。
ゲームやキャラクターIPのコラボ施策を X で盛り上げたい担当者に向けた記事です。
リポストとハッシュタグ投稿の2つの応募口が、それぞれどう動いたかを数字で整理しました。

発表はコラボ本番の3日前です。
応募口は「フォロー&リポスト」と「ハッシュタグを付けた投稿」の2つに分かれ、手軽な参加と、もう一歩踏み込んだ参加の両方を用意した設計でした。

キャンペーン概要

実施したのは「【公式】コトダマン運営会議」のアカウントです。
「共闘ことばRPG コトダマン」は株式会社MIXIが運営するスマートフォンゲームで、「ことば」で闘うRPGとして、2025年10月時点で累計利用者数600万人を突破しています。

今回の企画は、9月18日(金)16時から10月9日(金)まで開催される「サンリオキャラクターズ」コラボの記念です。
MIXIの発表では、ポムポムプリンやクロミ、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸といったサンリオキャラクターと、コトダマンのキャラクターが手を組んだ特別なコトダマンが登場します。
コトダマンは2023年にも「サンリオキャラクター大賞」とのコラボを実施しており、サンリオとは以前から縁のあるタイトルです。

応募口は2つあります。
1つ目は、公式アカウントのフォローと告知投稿のリポストで、抽選で50名に「えらべるPay」1,000円分が当たります。
2つ目は、フォローしたうえで「#コトダマンサンリオキャラクターズコラボ」を付けて投稿するもので、抽選で5名に「サンリオピューロランド デイパスポートチケット 2枚セット」が当たります。
応募期間は9月18日(金)23時59分までで、コラボが始まる日の夜まで続く設計です。

結果サマリー

まずキャンペーンの成果です。
取得時点で、リポストは10,538件、引用リポストは599件に達しました。
投稿から24時間の集計では、リポストと引用を合わせて9,339件が動いています。
同じ24時間に、指定ハッシュタグを付けた投稿も1,319件生まれました。
拡散と投稿の2つの動きが、並行して積み上がっています。

次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは128,838回、いいねは2,752件、リプライは807件、ブックマークは316件でした。
見られた回数に対する比率は、いいねが2.1%、リポストが8.2%です。
リポストといいねの比は3.83で、いいねの約4倍のリポストが集まった行動喚起型の反応といえます。
応募条件に含まれないリプライも807件寄せられており、告知そのものへの関心の厚さもうかがえます。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

10,538

引用RT数

599

UGC投稿数

1,319

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

128,838

いいね数

2,752

リプライ数

807

ブックマーク数

316

拡散タイムライン

告知は9月15日(火)の12時2分(日本時間)に投稿されました。
集計はここから24時間分です。

最も大きな山は、投稿直後の12時台に来ました。
1時間で1,824件、全体の約20%です。
13時台に946件、14時台に729件と続き、17時台までの6時間で全体の約55%が積み上がりました。

特徴的なのは夜の動きです。
18時台から23時台までの6時間、1時間あたり424〜464件の水準がほぼ横ばいで続きました。
日付が変わる前の23時台までに、全体の約88%に達しています。
深夜は3時台の86件まで落ち着き、翌朝8時台に176件と再び上向きました。

内訳を見ると、24時間の9,339件はリポスト8,823件と引用516件で構成されています。
引用は全体の約6%で、コラボへのお祝いなど一言を添えて広げる参加も見られました。

UGC(ハッシュタグ投稿)の広がり

ハッシュタグを付けた投稿は、24時間で1,319件でした。
件数で比べると、同じ期間のリポストのおよそ7分の1にあたります。
自分で投稿を作るひと手間が必要な応募口であることを考えると、しっかりとした厚みのある参加数です。

推移の形は、リポストとよく似ています。
12時台に258件(約20%)、17時台までの6時間で716件(約54%)、23時台までに1,139件(約86%)が集まりました。
夜の18時台から23時台も1時間あたり55〜78件で安定しており、翌朝も9時台に27件と上向いています。
2つの応募口がほぼ同じ時間帯に伸びていることから、告知を見たタイミングで拡散と投稿の両方が選ばれていたことがうかがえます。

拡散の担い手

拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内に該当したのは約143件で、そのうち内容を確認できたサンプル89件を分析対象としています。
さらにフォロワー1,000以上に絞ると38件が残りました(懸賞専用のプロフィールは除外しています)。

この38件を発信テーマで分けると、ゲーム・アニメ・キャラクターを軸にした層が37%(14件)で最も多くなりました。
子育てや家族の暮らしを発信する層が21%(8件)、美容・コスメを発信する層が8%(3件)と続き、特定ジャンルに寄らない一般の生活者層は34%(13件)でした。

ゲームのコラボ企画らしく、ゲームやアニメの発信者が中心にいます。
そのうえで、子育て世帯の発信者が2割を占めた点は、サンリオキャラクターという幅広い世代になじみのあるIPと組んだ企画ならではの広がりとも読めます。
確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではない点は補足しておきます。

フォロワー規模では、10万超が2件、1万〜10万が8件、1万未満が28件でした。
一部の大規模アカウントに加えて、数千規模の担い手が層として重なった形です。

フォロワー1,000以上の有料ユーザー38アカウントが拡散(最大427,263・うち1万超10件)

※ 期間内に青バッジが143件リポスト。うち89件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • ゲーム・アニメ・キャラクター37%(14)
  • 子育て・家族の暮らし21%(8)
  • 美容・コスメ8%(3)
  • その他・一般34%(13)

フォロワー規模の分布

  • 10万フォロワー超2件
  • 1万〜10万フォロワー8件
  • 1万フォロワー未満28件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 66%

Xでの反応

確認できたハッシュタグ投稿や引用の範囲では、コラボ開催そのものへのお祝いと、応募の一言を組み合わせた投稿が目立ちました。

ある参加者は、コトダマンのキャラクターとポムポムプリンが一緒にいる姿のかわいさに触れ、子どもの頃に一度だけ行ったサンリオピューロランドにまた行きたいと書いていました。
別の参加者は、おなじみのサンリオキャラクターがコトダマンの世界でどんな姿を見せるのか楽しみだと投稿しています。
ハッシュタグだけを添えた短い投稿も多く、参加のハードルが低く保たれていたことがうかがえます。

賞品のピューロランドのチケットが、コラボ相手の世界観とそのままつながっている。
応募の動機とコラボへの期待が、参加者の言葉の中で自然に重なっていました。

考察

今回の拡散を支えたのは、参加の深さに合わせて応募口と賞品を分けた設計だと考えています。
リポストだけで応募できる口には当選数の多い「えらべるPay」を置き、投稿のひと手間が必要な口にはコラボ相手と結びつくピューロランドのチケットを置きました。
手軽に参加したい人と、コラボへの思いを言葉にしたい人の両方に、それぞれの入り口が用意されていたことになります。
リポストが1万件を超える一方で、ハッシュタグ投稿も1,300件を超えたのは、その表れと読み取れます。

タイミングの置き方も効いています。
告知はコラボ本番の3日前、MIXIのプレスリリースと同じ正午に出され、応募期間はコラボが始まる日の夜まで続きます。
発表から本番までの3日間を、参加を集める期間として使える設計です。
平日の昼休みの時間帯に最大の山が来て、夜も6時間にわたって横ばいの参加が続いたことから、昼の告知が一日を通して届いていたことがうかがえます。

担い手の分布にも、IPコラボらしさが出ています。
ゲーム・アニメ層が中心にいながら、子育て世帯の発信者が2割を占めました。
ゲームのユーザー層に加えて、サンリオキャラクターになじみのある層にも話題が届いていた可能性がうかがえます。

同様のキャンペーンを実施するなら

今回の設計から、同様の企画に活かせるポイントを整理します。

  1. 応募口を2段に分け、賞品の性格を変える
    手軽な口には当選数の多い汎用的な賞品を、ひと手間の口にはコラボ相手と結びつく賞品を置くと、参加の厚みを2つの指標で測れます
  2. 告知はコラボ本番の数日前に置き、締切を本番開始の日に合わせる
    今回は発表から本番までの3日間を、参加を集める期間として使っていました
  3. プレスリリースと X の告知を同じ時刻にそろえる
    今回は正午の発表直後の1時間に、全体の約20%が集中しています
  4. 夜の時間帯まで含めて反響を見る
    今回は18時台から23時台まで、リポストもハッシュタグ投稿も横ばいで参加が続きました
  5. 担い手の層はゲームユーザーの外まで確認する
    今回は子育て世帯の発信者が2割を占め、コラボ相手のIPが届く範囲を知る手がかりになっていました

数字はいずれも取得時点のもので、他社の企画にそのまま当てはまるものではありません。
自社の企画で同じ指標を取り、比較できる形にしておくことが前提になります。

SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する

今回のようにリポストとハッシュタグ投稿の2つの応募口を持つキャンペーンは、SocialReport が直接対応している領域です。
リポストの口は、リポスト(拡散)調査で特定のツイートの RT と引用 RT を追跡でき、拡散 KPI と T+1時間から T+7日までの拡散タイムライン、拡散したアカウントの影響力ランキング TOP20 を確認できます。

ハッシュタグ投稿の口は、キーワード(投稿)調査で投稿数の推移と投稿一覧を追えます。
いいねやリポストでの並べ替え、ワードクラウドによる頻出ワードの可視化、ポジネガの感情分析にも対応しているので、参加者がどんな言葉でコラボを語ったかを整理できます。
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まとめ

「コトダマン」×「サンリオキャラクターズ」のWキャンペーンは、手軽なリポストの口とひと手間の投稿の口を分け、24時間で9,339件の拡散と1,319件のハッシュタグ投稿を同時に生み出しました。
コラボ本番の3日前という告知の置き方も、参加を集める期間をつくっています。
IPコラボの告知では、参加の深さごとに入り口と賞品を用意することが、反響を広げる設計の軸になります。

※本記事のデータは 2026年09月17日11時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-09-17

SOCIAL REPORT

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