CAMPAIGN ANALYSIS

ゼッテリアの月見リポストキャンペーン、最初の24時間で1.3万件の拡散を記録

投稿 2026.09.19 2026.09.24 公開 Social Report編集部

累計リポスト

16,980

インプレッション

154,523

いいね

4,906

2026年9月19日、ゼッテリアが「月見バーガーフェア第二弾」の販売記念として実施したフォロー&リポストキャンペーンは、リポスト数が約1.7万件に達しました。
外食チェーンで X キャンペーンを企画する担当者に向けて、参加がどの時間帯に集まり、どんな層に届いたのかをデータで整理しています。
告知直後の1時間と、その日の夜まで途切れなかった拡散の形が、次回の企画設計の手がかりになります。

キャンペーン概要

告知は9月19日(土)の11時ちょうどに、ゼッテリア公式アカウントから投稿されました。
「今日はどの月見にする❓」という問いかけに続いて、お食事券1,000円分が抽選で50名に当たると案内しています。

参加条件は2つだけです。
公式アカウントをフォローし、告知ツイートをリポストする。
応募締切は9月23日(水)23:59でした。

背景にあるのは、9月16日から始まったフェアの第2弾です。
運営会社のプレスリリースによると、ビーフパティとチェダーチーズを3枚ずつ重ねた「トリプル月見チーズバーガー」と「ダブル月見チーズバーガー」の2品が、10月上旬までの期間限定で一部店舗を除く270店舗で販売されています。
発売から3日後、最初の週末の昼前に告知を出したことで、新メニューを知ってもらうきっかけと来店のきっかけを同じ投稿に重ねた設計といえます。

結果サマリー

まず、キャンペーンとしての参加・拡散の規模です。
データ取得時点でリポストは16,980件、引用リポストは23件を記録しました。
告知から24時間の集計では、このうち約8割にあたる13,548件が最初の1日に集中しています。

次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは154,523回、いいねは4,906件、リプライは130件、ブックマークは103件でした。

注目したいのは、見た人のうち実際に動いた人の割合です。
インプレッションに対するリポストの比率(拡散率)は11.0%で、リポスト数はいいね数の3.46倍にのぼります。
いいねより拡散が多い、行動を呼び起こすタイプの告知だったことが数字に表れています。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

16,980

引用RT数

23

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

154,523

いいね数

4,906

リプライ数

130

ブックマーク数

103

拡散タイムライン

拡散のピークは告知直後の1時間でした。
11時台だけで2,041件が集まり、24時間分の約15%を占めています。
告知から6時間、16時台までで約49%まで積み上がりました。

特徴的なのは、その後の落ち込みが緩やかなことです。
19時台から23時台まで、1時間あたり600〜700件前後のペースがほぼ横ばいで続き、日付が変わるまでに全体の約83%に達しました。
土曜の夕食前から夜にかけて、X を開く人が増える時間帯に参加が途切れなかったとうかがえます。

深夜にいったん落ち着いたあと、翌朝7時台からは再び1時間あたり200〜300件前後に戻っています。
一晩でゼロにならず、翌朝のタイムラインにもう一度乗ったと読み取れます。

内訳はリポストが13,530件、引用リポストが18件です。
応募条件がリポストなので、参加はほぼリポストで完結しています。
コメントを考える手間がない分、見た瞬間にそのまま参加できる設計だったといえます。

拡散の担い手

拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内に青バッジ付きでリポストしたアカウントは97件で、そのうちフォロワー1,000以上の主要拡散者50件(懸賞専用のアカウントは除外)を分析しています。

フォロワー規模で見ると、確認できた主要拡散者50件のうち9件が1万〜10万フォロワーで、最大は約3.6万フォロワーでした。
残る41件は1,000〜1万フォロワーの層です。

発信ジャンルは、賞品がハンバーガーチェーンのお食事券であることに合わせて分類しました。
確認できた主要拡散者50件のうち、グルメや食を発信している層が20%、暮らし・子育て・旅行が16%、アニメ・ゲーム・エンタメが38%、特定ジャンルに偏らない一般の層が26%です。

お食事券は誰にとっても使いやすい賞品です。
そのため、食に関心の強い層だけでなく、エンタメ好きや子育て世帯など幅広い層に自然に届いた形になりました。
グルメや食の層が2割を占めている点からも、季節限定メニューの告知と賞品の組み合わせがうまくかみ合っていたとうかがえます。

フォロワー1,000以上の有料ユーザー50アカウントが拡散(最大35,879・うち1万超9件)

※ 期間内に青バッジが97件リポスト。うち97件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • グルメ・食20%(10)
  • 暮らし・子育て・旅行16%(8)
  • アニメ・ゲーム・エンタメ38%(19)
  • その他・一般26%(13)

フォロワー規模の分布

  • 1万〜10万フォロワー9件
  • 1万フォロワー未満41件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 74%

Xでの反応

引用リポストや関連投稿では、新メニューそのものへの反応が目立ちました。
告知の商品写真に「食べてみたい」「美味しそう」と反応する短いコメントが多く、新メニューそのものが話題の中心になっています。

ある参加者は、定番のサイドメニューを挙げて店への愛着を語っていました。
また、近くに店舗がない地域から「こちらにも来てほしい」と出店を望む声も寄せられています。
当選を願う短い一言も多く、気軽に参加できるキャンペーンらしい雰囲気がうかがえます。

考察

今回の拡散を支えたのは、3つの要素がかみ合ったことだと見ています。

1つ目は、告知のタイミングです。
発売から3日後の土曜11時という、昼食を考え始める時間帯に投稿したことで、最初の1時間に全体の約15%が集まりました。
そのまま夕食の時間帯まで参加が続いたのは、「今日はどの月見にする❓」という問いかけが、その日の食事の選択肢として受け取られたからだとうかがえます。

2つ目は、参加のハードルの低さです。
フォローとリポストの2ステップだけで、コメントもハッシュタグも不要でした。
拡散率11.0%、リポスト/いいね比3.46という数字は、見た人がそのまま行動に移りやすかったことを示しています。

3つ目は、当選数の設計です。
お食事券1,000円分を50名に当てる形は、1人あたりの賞品を手に取りやすい額に抑えつつ、当選枠を広く取っています。
外食チェーンのキャンペーンでは、高額賞品を少数に出すより、来店につながる身近な賞品を多くの人に届けるほうが、参加の広がりとブランド体験の両方につながりやすいという見方もできます。

同様のキャンペーンを実施するなら

今回のデータから、外食や食品のキャンペーンで参考にできるポイントを整理しました。

  • 告知は食事を考え始める時間帯に出す:今回は土曜11時の投稿で、最初の1時間に全体の約15%、6時間で約49%が集まりました
  • 参加条件は2ステップまでに絞る:フォローとリポストだけにしたことで、拡散率11.0%を記録しています
  • 賞品は来店につながる身近なものを、当選枠を広めに:お食事券を50名に配る設計で、食以外の層にも自然に届きました
  • 新商品の写真を告知の主役にする:反応の多くが新メニューに向いており、商品写真がそのまま会話のきっかけになっています
  • 夜と翌朝の伸びも前提に計測する:夜は1時間600〜700件のペースが続き、翌朝にも再び伸びたため、初動だけで評価を締めないほうが実態に近づきます

SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する

今回のようなリポストキャンペーンの効果測定は、SocialReport の X 機能で直接扱える領域です。
リポスト(拡散)調査では、特定のツイートのリポストと引用リポストを自動で追跡し、T+1時間からT+7日までの拡散タイムライン、拡散したアカウントの影響力ランキング TOP20、引用リポストのポジネガ分布までを一画面で確認できます。

集計結果は AI 分析レポートとして読み物の形にまとめることもできます。
数値やグラフは実際の集計データをそのまま使い、AI は読み解きと考察だけを担当します。
最大3件の元投稿を横並びで比較できるので、季節ごとのキャンペーンを並べて振り返る使い方にも向いています。
クレジットカード不要で、登録から1週間の無料お試しを用意しています。

まとめ

ゼッテリアの月見キャンペーンは、発売直後の週末の昼前という告知のタイミングと、2ステップだけの参加条件、身近な賞品の組み合わせで、最初の24時間に1.3万件を超える拡散を生みました。
初動の山だけでなく夜まで続いた伸びを見ると、食事の時間帯に沿って投稿を届けることが、外食キャンペーンの広がりを左右する大きな要素だと受け止めています。

※本記事のデータは 2026年09月24日10時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-09-24

SOCIAL REPORT

自社キャンペーンの拡散データを分析しませんか?

7日間無料でお試しいただけます