告知から最初の30分で530件、続く1時間で1,302件。
DJI POWER JAPANが2026年10月8日の夕方に始めた「Osmo Pocket 4」のプレゼントキャンペーンは、帰宅時間帯に一気に広がりました。

賞品は1名分のVlogカメラです。
それでもリポストは7,073件に達し、告知ツイートへのリプライも1,287件集まりました。
リプライの多くは「このカメラで何を撮りたいか」を書いたものです。
秋の行楽シーズンに合わせた見せ方と、拡散がどう重なったのかをデータで追います。
\フォロー&リポストで当たる!/🎁
DJI POWER JAPAN プレゼントキャンペーン🍁
紅葉狩りや秋のお出かけを、ブレないシネマティックな映像で美しく残そう!🎬
大人気のVlogカメラ「Osmo Pocket 4」を抽選で1名様にプレゼント✨📌応募方法
① @djipowerjapan をフォロー
② この投稿をリポスト🔁
③… pic.twitter.com/J46jEN0BU7— DJI POWER JAPAN (@djipowerjapan) 2026年10月8日
キャンペーン概要
実施したのは、DJIの公式アカウント「DJI POWER JAPAN」です。
応募方法は、アカウントのフォローと告知ツイートのリポストの2ステップで、賞品のOsmo Pocket 4が抽選で1名に当たります。
告知文は「紅葉狩りや秋のお出かけを、ブレないシネマティックな映像で美しく残そう」と、使う場面を先に描いています。
賞品のスペックを並べるのではなく、10月の外出シーンと結びつけた入り方です。
Osmo Pocket 4は2026年4月16日に発表され、4月22日に発売されたジンバル一体型のカメラです。
1インチセンサーと3軸スタビライザーを備え、4K/240fpsのスローモーション撮影や専用ズームボタンに対応しています。
発表時の価格は最も安いエッセンシャルコンボで7万7,660円でした。
発売から半年がたち、レビューや作例がSNS上に十分に出そろった時期に当たります。
「名前は知っていて、一度使ってみたい」と考える人が多いタイミングでのプレゼントだったとうかがえます。
結果サマリー
まずはキャンペーンそのものの規模です。
取得時点でリポストは7,073件、引用リポストは64件でした。
告知ツイートにはリプライも1,287件寄せられ、拡散とは別に会話の広がりも生まれています。
次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは428,097回、いいねは5,928件、ブックマークは366件でした。
この2つを並べると、キャンペーンの性格がよく分かります。
表示された回数に対するリポストの割合(拡散率)は1.7%で、いいねの割合1.4%を上回りました。
リポストをいいねで割った値は1.19です。
1.0を超えるのは「眺めて終わり」より「自分も参加する」側に動いた人が多い、行動喚起型の告知であることを示しています。
キャンペーン成果
参加・拡散の規模リポスト総数
7,073件
引用RT数
64件
リプライ数
1,287件
告知ツイートの反応
告知1件としての伸びインプレッション
428,097回
いいね数
5,928件
ブックマーク数
366件
拡散タイムライン
告知開始から24時間の拡散(リポスト5,981件・引用55件、合計6,036件)を1時間ごとに見ると、立ち上がりの速さが目立ちます。
告知は10月8日の18時半ごろです。
最初の30分で530件(24時間分の約9%)が集まり、19時台には1時間で1,302件とこの日のピークに達しました。
その後も20時台に694件、21時台に581件と高い水準が続き、開始から6時間で全体の約66%に届いています。
夜が更けると落ち着きますが、翌朝6時台から7時台にかけて1時間150〜170件ほどに再び持ち直しました。
夜のうちに見逃した人が通勤時間帯にタイムラインで見つけて参加した、という第2の波が読み取れます。
引用は全体の1%ほどで、ほとんどの参加は「そのままリポスト」という最短の形でした。
リプライ(応募・応援コメント)の広がり
リプライも、リポストとほぼ同じリズムで伸びています。
24時間で集計できたのは1,089件で、ピークはリポストと同じ19時台の257件でした。
開始6時間で約66%が集まっている点もリポストとそろっています。
告知の文面に「使う場面」が書かれていたことで、リプライ欄が「自分ならどう使うか」を語る場所になった、という見方ができます。
リポストで拡散し、リプライで思いを書く。
参加者の動きが2段で起きていました。
拡散の担い手
拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内にリポストした青バッジのアカウントは約239件です。
そのうち100件を確認し、懸賞専用のアカウントを除いたフォロワー1,000以上の主要拡散者51件を分析対象にしました。
賞品がVlogカメラであることから、発信ジャンルは「カメラ・写真・映像」「ガジェット・PC・テック」「ゲーム・配信・エンタメ」「旅行・アウトドア・車」の4つに、どれにも当てはまらない「その他・一般」を加えた5分類で整理しています。
確認できた主要拡散者50件のうち、最も多かったのはゲーム・配信・エンタメ(22%)でした。
続いてガジェット・PC・テック(18%)、旅行・アウトドア・車(18%)、カメラ・写真・映像(12%)の順です。
撮影する人、機材に詳しい人、動画を配信する人、そして撮りに出かける人。
賞品と結びつく4つのジャンルを合わせると70%になり、Vlogカメラに関心を持ちやすい層へ届いていたことが分かります。
残りの30%は特定のジャンルに属さない一般の生活者層で、カメラ愛好家の外側にも告知が届いていました。
フォロワー規模で見ると、50件中10万フォロワー超が1件、1万〜10万フォロワーが6件、1万フォロワー未満が43件です。
少数の大型アカウントに頼るのではなく、数千フォロワー規模の発信者が数多く参加して広がった構図でした。
フォロワー1,000以上の有料ユーザー51アカウントが拡散(最大426,462・うち1万超7件)
※ 期間内に青バッジが239件リポスト。うち100件を確認した範囲の集計です。
発信ジャンルの分布
フォロワー規模の分布
- 10万フォロワー超1件
- 1万〜10万フォロワー6件
- 1万フォロワー未満43件
賞品ジャンルと親和的な発信者:約 70%
Xでの反応
リプライや引用には、Osmo Pocket 4で撮りたいシーンを具体的に書いた投稿が目立ちました。
ある参加者は、焚き火やランタンの明かりを撮ってみたいと投稿していました。
別の参加者は、自転車に取り付けて秋の京都を走る動画を撮りたいと書いています。
暗い場所での撮影性能に触れて、紅葉の散歩道やイルミネーションを撮りに行きたいという声もありました。
どれも告知文が描いた「秋のお出かけ」の延長にある声です。
賞品の使い道を参加者が自分の言葉で語り、それがリプライ欄に並んでいく。
プレゼントの告知が、製品の使い方を紹介する場にもなっていました。
考察
拡散を後押しした要因は、大きく3つあったと読み取れます。
1つ目は、告知のタイミングです。
平日の18時半という帰宅時間帯に告知したことで、最初の1時間半で1,800件を超える参加が集まりました。
翌朝の通勤時間帯にもう一度波が来ている点も見逃せません。
夕方の告知は、その日の夜と翌朝の2回、タイムラインを見る時間帯に当たります。
2つ目は、賞品と季節の結びつけ方です。
「紅葉狩りや秋のお出かけ」と撮る場面を先に示したことで、カメラに詳しくない人にも使い道が伝わります。
主要拡散者の30%が特定のジャンルに属さない一般層だったことは、この伝わりやすさの表れとうかがえます。
3つ目は、賞品と親和的な層の厚さです。
カメラ、ガジェット、配信、旅行・アウトドアと、賞品につながるジャンルが合わせて70%を占めました。
1つのジャンルに偏らず、撮る人・語る人・出かける人が分散して参加したことで、異なるフォロワー層へ同時に広がったと考えられます。
同様のキャンペーンを実施するなら
- 賞品のスペックより使う場面を先に書く 「秋のお出かけを残そう」のように季節と用途を一文で示すと、詳しくない層にも届き、リプライ欄が使い道を語る場になります
- 告知は帰宅時間帯の夕方に置く 今回はピークが告知直後の19時台、第2の波が翌朝の通勤時間帯に来ました。
夕方の告知は1回で2つの視聴時間帯をカバーできます - 応募条件はフォローとリポストの2ステップに絞る 参加の約99%が引用ではない通常のリポストで、拡散率1.7%がいいね率1.4%を上回りました。
手順が短いほど行動に移りやすくなります - 賞品とつながる発信ジャンルを複数想定しておく カメラなら撮影・機材・配信・旅行と、届けたい層を事前に洗い出しておくと、終了後に「狙った層に届いたか」を振り返れます
- リポストとリプライを分けて追う 拡散の規模はリポストに、参加者の熱量はリプライの中身に表れます。
2つを別々に見ると、次の企画で何を伸ばすかが決めやすくなります
SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する
今回のような1投稿の拡散の追跡は、SocialReport のX機能の「リポスト(拡散)調査」が直接対応している領域です。
特定のツイートのリポストと引用リポストを自動で追い、T+1時間からT+7日までの拡散タイムライン、拡散したアカウントのフォロワー数による影響力ランキング、引用リポストのポジネガ分布までを確認できます。
キーワード調査を組み合わせれば、キャンペーン名や賞品名を含む投稿の数の推移、投稿者ランキング、曜日×時間帯のヒートマップも追えます。
集計結果はカスタムレポートとしてPDFに出力でき、パスワード付きの共有URLで社内や代理店とそのまま共有できます。
数値はそのままに、読み解きと考察だけをAIが書き起こす「AI分析レポート」も用意しています。
クレジットカード不要で、登録から1週間の無料お試しを利用できます。
登録直後の状態でも、サンプル調査の分析画面をそのまま確認できます。
まとめ
DJI POWER JAPANのキャンペーンは、賞品1名という規模でも、使う場面を描いた告知と帰宅時間帯のタイミングが重なることで、24時間で6,000件を超える拡散を生みました。
リプライ欄に並んだ「何を撮りたいか」という声は、製品の魅力を参加者自身の言葉で広げる役割も果たしています。
賞品のスペックを伝える前に使う場面を伝える。
その順番が拡散の起点になった事例でした。
※本記事のデータは 2026年10月13日10時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。
最終更新:2026-10-13