CAMPAIGN ANALYSIS

地方競馬全国協会(NAR)公式のJBC2026リポストキャンペーン、1日余りで6,972リポストに到達し当選枠は最大300名へ

投稿 2026.10.27 2026.11.03 公開 Social Report編集部

累計リポスト

6,972件

インプレッション

54,883回

いいね

1,889件

地方競馬全国協会(NAR)公式が2026年10月28日朝に始めた「JBC2026 フォロー&リポストキャンペーン」は、データ取得時点(10月29日10時)で6,972件のリポストを集めました。
リポスト数に応じて当選人数が増える段階式の企画で、表示上の件数では、取得時点で最上段の「6,800件突破」を超えています。
参加者みんなで当選枠を押し上げていく設計が、拡散にどう表れたのかを数字で追いました。

キャンペーン概要

対象は、11月3日(祝・火)に行われる地方競馬のダートの祭典「JBC2026」です。
今年はJBCクラシック・JBCスプリント・JBCレディスクラシックの3競走が金沢競馬場、JBC2歳優駿が門別競馬場で行われます。
JBC特設サイトによると、金沢での開催は2021年以来5年ぶりです。
キャッチコピーは「夢よ、走れ。
JBC」で、俳優の安藤政信さんがブランドアンバサダーを務めています。

参加方法は、@nar_keiba をフォローしてキャンペーン投稿をリポストするだけの2ステップです。
特設サイトに掲載された応募要項では、応募期間は10月28日(水)8:00から11月3日(祝・火)23:59まで、賞品は選べるデジタルギフト(デジコポイント)500円分です。

この企画のいちばんの特徴は、当選人数がリポスト数に連動している点にあります。
1,500件までは50名、1,500件突破で100名、2,900件突破で150名、4,700件突破で200名、6,800件突破で最大300名と、5段階で枠が広がっていきます。
レース当日に向けたカウントダウンと、参加者の数で枠が育つ仕掛けが重ねられた構成です。

結果サマリー

まずキャンペーンそのものの規模です。
データ取得時点でリポストは6,972件、引用リポストは16件でした。
参加の大半がリポストという1アクションに集中しており、「押すだけで参加でき、押すほど枠が増える」という設計どおりの集まり方といえます。

次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは54,883回、いいねは1,889件、ブックマークは262件、リプライは70件でした。
見られた回数に対するリポストの割合(拡散率)は12.7%にのぼります。
リポスト数はいいね数の3.69倍で、「いいねより拡散が多い」行動喚起型の反応になっていました。
賞品の枠がリポスト数で決まる以上、参加者にとってはリポストこそが意味のある行動になり、それが数字にそのまま出ています。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

6,972件

引用RT数

16件

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

54,883回

いいね数

1,889件

リプライ数

70件

ブックマーク数

262件

拡散タイムライン

時間別に集計できた拡散(リポスト6,665件・引用15件)を見ると、立ち上がりの速さが目を引きます。
公開直後の8時台だけで561件、続く9時台には663件と、この時間帯が1時間あたりのピークでした。
最初の6時間(13時台まで)で全体の約45%が集まっています。

段階の到達ペースも速いものでした。
時間別の集計を積み上げると、1,500件は公開から3時間以内、2,900件は6時間以内、4,700件は12時間以内に超えています。
表示上のリポスト数は集計できた件数より多いため、実際の到達はこれと同じか、さらに早かったとみられます。

日中は1時間あたり230〜660件ほどのペースが夜23時台まで続き、日付が変わると1時間あたり60〜100件ほどに落ち着きました。
翌朝7時台には再び133件へ戻っており、朝の通勤時間帯にもう一度見つけてもらえた様子がうかがえます。

拡散の担い手

拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間内に青バッジ付きで拡散したアカウントは約88件あり、確認できた87件のうち、フォロワー1,000以上の主要拡散者49件を分析対象にしています。
フォロワー規模は1万〜10万が16件、1万未満が33件でした。

発信ジャンルは、賞品が使い道を選べるデジタルギフトであることと、ブランドが地方競馬であることを踏まえて軸を設計しました。
主要拡散者49件のうち、競馬・公営競技の発信が中心の層が15件(31%)、家族の日常やグルメ・美容などライフスタイルの層が15件(31%)、ゲーム・アニメの層が12件(24%)、特定ジャンルに寄らない層が7件(14%)です。

注目したいのは、競馬を主に発信する層が約3割にとどまり、残りの約7割は競馬以外のジャンルだったことです。
競馬関係のアカウントがしっかり拡散を支えつつ、競馬以外を主に発信している生活者層やエンタメ層にまで届いていたと読み取れます。
デジタルギフトという万人向けの賞品が、JBCを競馬ファンの外へ知らせる入口として働いた形です。

フォロワー1,000以上の有料ユーザー49アカウントが拡散(最大92,245・うち1万超16件)

※ 期間内に青バッジが88件リポスト。うち87件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • 競馬・公営競技31%(15)
  • 家族・ライフスタイル31%(15)
  • ゲーム・アニメ24%(12)
  • その他・一般14%(7)

フォロワー規模の分布

  • 1万〜10万フォロワー16件
  • 1万フォロワー未満33件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 86%

Xでの反応

引用リポストに添えられた声は、大きく2つに分かれていました。
ひとつは「当たりますように」「素敵なキャンペーンをありがとうございます」といった、企画そのものへのお礼や期待の声です。

もうひとつは、JBCのレースに寄せた声です。
ある参加者は、JBCクラシックで応援している馬の名前を添えて投稿していました。
プレゼント企画への参加をきっかけに、当日のレースへ気持ちを向けている様子がうかがえます。
カウントダウン企画として、参加と観戦の動機がつながった反応といえるでしょう。

考察

拡散を後押しした要因は、大きく3つ読み取れます。

1つ目は、当選人数をリポスト数に連動させた段階設計です。
参加者1人ひとりのリポストが「自分の当選確率」だけでなく「全体の当選枠」を増やすことになり、拡散する理由がはっきりしていました。
いいねの3.69倍というリポスト比は、この設計がそのまま行動に結びついた結果とみています。

2つ目は、最初の段階を低めに置いた刻み方です。
1,500件、2,900件と最初の節目が近く、実際に公開から数時間で次々と越えていきました。
序盤に達成の手応えを積み重ねられる設計は、立ち上がりの勢いを生みやすいと感じます。

3つ目は、開催日が決まったイベントのカウントダウンに組み込んだ点です。
応募期間はレース当日までの約1週間で、参加者の関心が11月3日へ自然に向かいます。
プレゼント企画を単発の懸賞で終わらせず、本番への助走として位置づけたところに、この企画の巧さがあります。

同様のキャンペーンを実施するなら

今回のデータから、同様の企画を考える際に参考になりそうなポイントを整理しました。

  • 当選枠を参加数に連動させる:「押すほど枠が増える」設計は、リポストを参加者自身の得になる行動に変えられます
  • 最初の節目は近めに置く:序盤で段階を越える体験があると、初動の勢いが続きやすくなります
  • 段階の到達を途中で告知する:節目を越えた事実をあらためて伝えると、まだ参加していない人への後押しになります
  • イベント本番までの期間に合わせる:応募期間を開催日までに設定すると、懸賞への参加がそのまま本番への関心につながります
  • 到達時刻を記録しておく:どの段階に何時間で届いたかは、次回の段階設定(刻み幅・上限)を決める材料になります

SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する

今回のように、リポスト数の推移で当選枠が決まる企画では「いつ、どの段階に届いたか」を時間単位で追えることが、運営の判断にも次回の設計にも効いてきます。
SocialReport のリポスト(拡散)調査では、特定ツイートのリポストと引用リポストを自動で追跡し、公開1時間後から7日後までの累積推移を拡散タイムラインとして確認できます。

拡散したアカウントのフォロワー数をもとにした影響力ランキングや、引用リポストのポジネガ分布もあわせて見られるため、「どんな層に届いたか」の振り返りにも使えます。
集計結果はカスタムレポートとしてPDFに出力でき、パスワード付きの共有URLで関係者へそのまま渡せます。
クレジットカード不要で、登録から1週間の無料お試しを用意しています。

まとめ

JBC2026のフォロー&リポストキャンペーンは、当選枠をリポスト数で育てる段階設計によって、1日余りで最上段の6,800件を超えるところまで参加を集めました。
拡散者の約7割が競馬以外のジャンルだったことも含め、プレゼント企画をイベント本番への入口として機能させた好例といえます。
参加者に「押す理由」を用意できるかどうかが、リポストキャンペーンの伸びを左右することを示すデータでした。

※本記事のデータは 2026年10月29日10時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-10-29

SOCIAL REPORT

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