CAMPAIGN ANALYSIS

小泉成器「これがキレイの最適解」キャンペーン分析:24時間で4,336件の拡散と948件のリプライ

投稿 2026.11.03 2026.11.05 公開 Social Report編集部

累計リポスト

4,864件

リプライ

1,089件

インプレッション

91,372回

小泉成器の理美容家電ブランド「KOIZUMI BEAUTY」が、新しいドライヤーの発売日に始めたフォロー&リポストキャンペーンは、開始から24時間で4,336件のリポスト・引用を集めました。
同じ24時間に、告知ツイートへのリプライも948件寄せられています。
拡散とリプライの2本の動きを時系列で並べると、「どちらの機種が欲しいか」を言葉にしてもらう設計が、参加の厚みにつながった様子が見えてきます。

キャンペーン概要

実施したのは、X の公式アカウント「KOIZUMI BEAUTY | 小泉成器【公式】」です。
キャンペーン名は「これがキレイの最適解」で、期間は2026年11月3日(火・祝)10:00から12月31日(木)までです。
応募方法は2ステップで、公式アカウントをフォローし、キャンペーン投稿をリポストすれば応募が完了します。

賞品は、同じ11月3日に発売されたドライヤー「MONSTER」シリーズの新モデル2機種です。
小泉成器のプレスリリースによると、フラッグシップの「Premium MONSTER」(BLDCダブルファンドライヤー KHD-M905)と、シリーズ史上最小・最軽量の「Nano MONSTER」(BLDCハイスピードドライヤー KHD-M705)を、それぞれ10名・合計20名に贈ります。
さらに、「Premium」と「Nano」のどちらが自分の「最適解」かをコメントすると、当選確率が2倍になる仕組みも用意されています。

企画のタイミングにも意味があります。
発売日の11月3日には、ブランドアンバサダー5年目となる timelesz の菊池風磨さんが研究員に扮した新CM「KOIZUMI BEAUTY研究所」も公式サイトで公開されました。
新商品の発売・新CMの公開・SNSキャンペーンの開始を同じ日にそろえた、発売記念のキャンペーンです。

結果サマリー

まずキャンペーンの成果です。
データ取得時点で、告知ツイートのリポストは4,864件、引用は104件に達しました。
告知ツイートへのリプライも1,089件集まっており、リポストとは別のかたちで参加した人が1,000人規模でいたことになります。

次に、告知ツイート1件としての反応です。
インプレッションは91,372回、いいねは4,505件、ブックマークは547件でした。
見た人のうちリポストした割合(拡散率)は5.3%、いいねは4.9%で、リポストがいいねを上回っています(リポスト/いいね比 1.08)。
「いいね」より「リポスト」が多いのは、見た人をそのまま応募という行動に移せた、行動喚起型の告知だったことを示しています。

キャンペーン成果

参加・拡散の規模

リポスト総数

4,864件

引用RT数

104件

リプライ数

1,089件

告知ツイートの反応

告知1件としての伸び

インプレッション

91,372回

いいね数

4,505件

ブックマーク数

547件

拡散タイムライン

拡散は開始直後に最も勢いがありました。
キャンペーン開始の11月3日10時台に、1時間あたりの最多となる679件を記録しています。
この最初の1時間で24時間分の約16%が集まり、6時間後には約58%に達しました。

その後も勢いは途切れず、開始当日の10時から23時台までの14時間で、24時間分の約9割が集まっています。
祝日の日中に告知を出したことで、昼から夜にかけて X を見ている人へ長く届いたと読み取れます。
深夜に一度落ち着いたあと、翌朝7時台に再び91件まで戻っているのも特徴的で、朝のタイムラインでもう一度目に留まった様子がうかがえます。

24時間に集計した4,336件の内訳は、リポストが4,242件、引用が94件です。
大半はシンプルなリポストで、応募のハードルを低く保った設計がそのまま数字に表れています。

リプライ(応募・応援コメント)の広がり

このキャンペーンでは、リポストとは別に、告知ツイートへのリプライが24時間で948件寄せられました。
ピークは拡散と同じ11月3日10時台の108件で、最初の1時間で約11%、6時間後には約53%が集まっています。

リプライの曲線は、拡散の曲線とほぼ同じ形をしています。
「どちらが最適解か」をコメントすると当選確率が2倍になるため、リポストした人がその流れでリプライまで書き込んだと考えられます。
翌朝7時台にもリプライが34件まで戻っており、ここでも拡散と足並みがそろっています。

拡散の担い手

拡散者の傾向を把握するため、今回は青バッジ(有料機能の認証マーク)が付与されたアカウントを抽出して確認しました。
期間中に青バッジ付きでリポスト・引用したアカウントは約117件あり、そのうち確認できたサンプル98件を分析しています。
懸賞専用のアカウントを除き、フォロワー1,000以上の主要拡散者は38件でした。

主要拡散者38件のフォロワー規模は、10万超が1件、1万〜10万が11件、1万未満が26件です。
1万フォロワー未満の発信者が中心となって、それぞれのタイムラインへ広げた形です。

発信ジャンルは、賞品がドライヤーであることに合わせて分けました。
確認できた主要拡散者38件のうち、スキンケアやヘアケアを発信する「美容・コスメ」層が約24%、子育てや旅行など日々の暮らしを発信する「家族・ライフスタイル」層が約24%でした。
アンバサダーが所属するグループを応援する「アイドル・推し活」層も約16%を占めています。
3つを合わせると約63%(38件中24件)が、賞品やブランドと接点のある層でした。

賞品と直結する美容層に加えて、新CMと同じ日に始まったことでアンバサダーのファン層にも届いた点は、このキャンペーンならではの広がり方です。
残る約37%は特定のジャンルに偏らない一般の発信者で、美容に関心の強い層の外にも届いています。

フォロワー1,000以上の有料ユーザー38アカウントが拡散(最大425,964・うち1万超12件)

※ 期間内に青バッジが117件リポスト。うち98件を確認した範囲の集計です。

発信ジャンルの分布

  • 美容・コスメ24%(9)
  • 家族・ライフスタイル24%(9)
  • アイドル・推し活16%(6)
  • その他・一般37%(14)

フォロワー規模の分布

  • 10万フォロワー超1件
  • 1万〜10万フォロワー11件
  • 1万フォロワー未満26件

賞品ジャンルと親和的な発信者:約 63%

Xでの反応

寄せられた声の多くは、「どちらの機種を選ぶか」を自分の言葉で書いたものでした。
ある参加者は、今のドライヤーが年季物で買い替えを考えているとして、Premium MONSTER が当たるようにと書き込んでいました。
Nano MONSTER については「サイズ感がちょうどいい」という声や、キャンペーンへのお礼を添えて「お迎えしたい」と書く投稿がみられました。
新CMに出演したアンバサダーへの応援の言葉を添えて参加する人もいました。

コメントで機種を選ぶ仕組みが、参加者に2機種の違いを比べるきっかけを与えていることがうかがえます。

考察

このキャンペーンが厚い反応を集めた理由は、大きく3つ読み取れます。

1つ目は、発売日にすべてをそろえたことです。
新商品の発売・新CMの公開・キャンペーン開始が同じ11月3日10時に重なり、ピークも開始直後の1時間に来ました。
商品を知ったその日のうちに応募できる流れがあったため、最初の6時間で24時間分の約6割が集まったと考えられます。

2つ目は、リプライを「商品選び」の場にしたことです。
当選確率2倍の条件として「どちらが自分の最適解か」を書いてもらう設計は、参加者が自分で2機種を比べる体験を生みます。
確認できた範囲でも、リプライには機種名とその理由を添えた声が並んでおり、購買前の比較検討の声として読むことができます。
単なる応募数の上積みにとどまらず、新商品の特徴を参加者自身に語ってもらえる点で、発売記念の企画として理にかなった設計です。

3つ目は、層の重なりです。
美容に関心のある層、暮らしの家電に関心のある層、アンバサダーを応援する層が、それぞれ2〜3割ずつ拡散に加わりました。
理美容家電は使う人を選ばない商品なので、入口が複数あったことが拡散の幅につながったとみられます。

同様のキャンペーンを実施するなら

  • 発売日・CM公開とキャンペーン開始を同じ時刻にそろえる:今回は開始の1時間に24時間分の約16%、6時間で約58%が集まった。
    話題が一番大きい瞬間に応募の入口を置くと、初動を取りこぼしにくい
  • リプライに「選ぶ理由」を書いてもらう:2機種のどちらかを選んでコメントする条件は、拡散とほぼ同じ曲線でリプライを生んだ。
    応募数だけでなく、商品への関心の中身を集められる
  • 応募の本体は2ステップに保つ:コメントは任意の上乗せにとどめ、フォローとリポストだけで応募できる形にしたことで、拡散率5.3%とリポストがいいねを上回る行動喚起型の反応になった
  • アンバサダーのファン層を「届け先の1つ」として見込む:主要拡散者の約16%がアイドル・推し活の層だった。
    CMと連動する企画では、美容層とは別の入口として機能する
  • 翌朝の「2回目の波」を計測に入れる:拡散もリプライも翌朝7時台に戻っていた。
    1日の中で再び目に留まる時間帯を把握しておくと、追加の告知を打つタイミングを決めやすい

SocialReport でキャンペーンの反響を可視化する

今回のような1投稿のリポスト拡散は、SocialReport の X 機能で追跡できる領域です。
リポスト調査では、元投稿の拡散速度を時系列のタイムラインで確認でき、拡散したアカウントの影響力ランキングや、引用リポストのポジティブ・ネガティブの分布もまとめて見られます。
AI 分析レポートの比較モードを使えば、最大3件の元投稿を横に並べて拡散の違いを比べることもできます。

キーワード調査を使えば、「Premium MONSTER」「Nano MONSTER」のような商品名がキャンペーン期間中にどれだけ投稿されたかを追い、投稿の推移や感情の傾向を把握できます。
集計結果は AI 分析レポートとして文章にまとめられ、数値やグラフは実際の集計データのまま、読み解きと考察だけを AI が担当します。
クレジットカード不要で、登録から1週間の無料お試しを用意しています。

まとめ

KOIZUMI BEAUTY の「これがキレイの最適解」キャンペーンは、発売日・新CM・キャンペーン開始を1つの時刻にそろえ、24時間で4,336件の拡散と948件のリプライを集めました。
とくに、リプライで「どちらが最適解か」を選んでもらう設計は、応募数を伸ばすだけでなく、新商品の比較検討の声を参加者自身から引き出しています。
発売記念キャンペーンを「新商品を語ってもらう場」として組み立てた好例です。

※本記事のデータは 2026年11月05日10時時点で X 上の公開情報をもとに SocialReport が集計した非公式の分析です。
リポスト数などの数値は取得時点のスナップショットであり、最新の値とは異なる場合があります。
担い手・参加者の分析は、確認できたサンプルの範囲での傾向であり、全数調査ではありません。


最終更新:2026-11-05

SOCIAL REPORT

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